小籔千豊、夢を追う人に伝えた“けどええやん”の精神「何も恥ずかしくない」

お笑い芸人の小籔千豊が4日、公式YouTubeチャンネル『ペラペラ小籔』を更新。「夢を仕事にしたが、夢で食べていくことはまだできていない」という視聴者のお悩みに答えた。

芸人を引退しようとしていた過去

「心が折れそうなとき、どうすればいいのか」と相談を寄せた視聴者に、小籔は、芸人を引退しようとしていた過去を吐露。コンビ解散後、「1年やってダメだったら辞めよう」という気持ちで吉本新喜劇に入団し、芸人を続けることにしたが、NHKの連続テレビ小説『わかば』のレギュラー出演や吉本新喜劇の座長に抜てきされ、「鳥人間コンテストのように、水面ギリギリで。気づいたら、対岸まで行ってたみたいな感じやった」と回顧した。

そんな自身の経験から、「これはただ二択ですわ。夢持って叶うまで頑張るほうを選ぶか、諦めて安定した仕事に就くか」とアドバイスを送り、「どっちを選んでも、何も恥ずかしくない。あなたの人生、周りなんて何も気にしなくていい」とエール。「夢破れて、“あの子、あれ目指してたのに今はちゃうらしいで”って言うヤツもおるかもしれんけど、そういう人は何もチャレンジしてない人です。何かやろうとして、無理やったってことは、何も恥ずかしいことではありません」と強調した。

また、「夢を叶えへんかったら、ダサいと思ってますよね?」と問いかけた小籔は、「ぶっちゃけダサいですよ。ダサいけど、心底ダサいかと言うとダサくない」とキッパリ。「夢に破れた。ダサい。けどええやん。この、“けどええやん”が何でも必要やと思う」と語りかけ、「諦めるのも全然いいし、やりたかったらやったらいいし。あなたがやりたいかやりたくないか、続けるのがしんどいかしんどくないか。あなたが決めるだけ。あなたの思い通りに生きてください」とメッセージを送っていた。