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レギュラーシーズンの開幕を迎えた2025年のプロ野球。今年も熱い戦いの火蓋が切られた。ここでは、セントラル・リーグの2025年順位予想を独自に行った。リーグ連覇を目指す読売ジャイアンツやクライマックスシリーズを勝ち上がり、日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズなど、強豪ひしめくペナントレースの行方を予想した。
6位:広島東洋カープ(昨季4位)
6位には、昨季4位に終わった広島東洋カープを予想。オフには先発陣を牽引していた九里亜蓮がFA流失するなど、戦力の上積みがなかった。
先発陣は森下暢仁、床田寛樹、大瀬良大地が中心だ。昨季6勝のアドゥワ誠は出遅れており、森翔平、玉村昇悟、新助っ人のヨハン・ドミンゲスらで残りのローテーションを担う。
昨季のチーム打率、チーム本塁打数はリーグ最下位となっており、打線の改善が急務となっている。新外国人選手としてエレウリス・モンテロ、サンドロ・ファビアンを獲得したが、両選手が期待通りの活躍ができなければ、昨季のような打線になり得る。
昨季チームトップの12本塁打を放った正捕手・坂倉将吾が開幕から出遅れており、さらにはモンテロ、秋山翔吾も開幕直後から離脱を強いられる緊急事態となった。
現在の支配下登録枠は68人とシーズン途中の補強の選択肢も限られており、昨季の後半から悪い流れが続いている。上位進出に導く救世主は現れるのだろうか。
5位:中日ドラゴンズ(昨季6位)
5位には中日ドラゴンズを予想。井上一樹新監督の下、3年連続最下位からの浮上を目指すシーズンとなる。
投手陣では先発の一角を担ってきた小笠原慎之介(現:ナショナルズ)、守護神のライデル・マルティネス(現:巨人)らが退団になるなど、厳しいオフシーズンとなった。
小笠原が抜けた先発陣は開幕投手を務めた髙橋宏斗が中心となり、新助っ人のカイル・マラーの活躍、昨季不調に苦しんだ柳裕也の復調があれば、目途が立ちそうだ。
リリーフ陣はマルティネスの流失により必然的に頭数が少なくなるが、新守護神は松山晋也が務め、橋本侑樹や清水達也など実績のある投手も控える。
課題となっているのが、昨季チーム得点数リーグワーストの打線だ。井上新監督は4番に石川昂弥を据えており、細川成也とともに石川が打線を牽引できるかが鍵を握りそうだ。
一方、福永裕基やジェイソン・ボスラーが開幕から不在の状況だ。福永やボスラーが復帰し、実力通りの活躍ができれば昨季以上の打線が期待できる。ただ、4番・石川の出来など、不確定な要素も多く、現時点では5位予想とした。
4位:東京ヤクルトスワローズ(昨季5位)
4位には、2年連続で5位に沈む東京ヤクルトスワローズを予想した。
開幕から村上宗隆、山田哲人、塩見泰隆が出遅れたが、山田は一軍復帰。ドミンゴ・サンタナ、ホセ・オスナ、長岡秀樹に加え、FAで加入した茂木栄五郎、ブレイクの兆しを見せている赤羽由紘が控えており、村上らが復帰すれば、今季もリーグ随一の打線と言えるだろう。
問題となるのが、投手陣だ。先発では高橋奎二、山野太一、吉村貢司郎が中心になる。小川泰弘の復調、奥川恭伸の完全復活、メジャー実績豊富な新助っ人のピーター・ランバートやペドロ・アビラなど、上積み要素は多いが、見通しが立ちにくい。
救援陣も守護神候補のマイク・バウマンが開幕から出遅れるなど、故障者が目立っている。ドラフト3位ルーキーの荘司宏太が光るものを見せているが、2025年も厳しい状況となりそうだ。
一方で、故障者が復帰して上手く嚙み合えば、一気に上位進出できる戦力とも言える。故障者が復帰するまでの戦力ダウンを、いかにカバーしていくのか注目だ。
3位:阪神タイガース(昨季2位)
3位には、藤川球児新監督が率いる阪神タイガースを予想した。
昨季のチーム防御率はリーグ2位となっており、先発、リリーフともに充実した戦力を誇る。リリーフ陣も岩崎優やハビアー・ゲラなどが安定しており、投手陣は1位予想した巨人と匹敵する。
さらに、門別啓人や富田蓮などの若手の台頭している。ルーキーの伊原陵人、工藤泰成の加入もあり、昨季以上の投手陣になる可能性がある。
野手陣は、今季から3番・佐藤輝明、4番・森下翔太、5番・大山悠輔というクリーンナップを形成。新打順がどこまで機能するかがポイントになりそうだ。開幕戦では6番に入った前川右京も、オープン戦では覚醒の兆しを見せた。
昨季は不調に苦しんだ中野拓夢や木浪聖也などが復調すれば、日本一に輝いた2023年のような切れ目のない打線になり得る。
就任初年度の藤川監督がどのような采配を振るうかも、大きなポイントになりそうだ。
2位:横浜DeNAベイスターズ(昨季3位)
2位には昨季、クライマックスシリーズを勝ち上がり、日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズを予想した。
先発陣には2年ぶりにトレバー・バウアーが復帰。東克樹、アンソニー・ケイ、アンドレ・ジャクソンらは、強力な先発の柱となる。
さらに、2桁勝利の実績がある大貫晋一や、石田裕太郎、吉野光樹などの若手が台頭してくると、より強固な先発陣となりそうだ。
救援陣にはやや不安があるが、入江大生が右肩の手術から復帰するなど、好材料も多い。その他、森原康平や山﨑康晃ら経験豊富なベテランも控える。
野手陣は、昨季リーグトップのチーム打率、チーム得点数を誇った打線は健在。昨季はシーズン途中加入となり、難しい調整を強いられた筒香嘉智の復調も期待できる。
さらに森敬斗、松尾汐恩などのブレイク候補もおり、上積みも見込まれる。一方で、バウアー、オースティンが開幕直後に離脱となるなど不安要素もあるが、2025年も優勝争いを繰り広げることが予想される。
1位:読売ジャイアンツ(昨季1位)
読売ジャイアンツのリーグ2連覇を予想した。昨季からエース・菅野智之(現:オリオールズ)がメジャー移籍したが、ライデル・マルティネスや甲斐卓也など大型補強を敢行しており、リーグ随一の戦力を誇る。
先発陣は戸郷翔征を筆頭にフォスター・グリフィン、山﨑伊織、井上温大と盤石。新戦力の石川達也や田中将大もおり、多少の離脱者が出ても、赤星優志や横川凱、西舘勇陽など期待の若手が控えている。
リリーフ陣も強力でマルティネスの加入に伴い、大勢がセットアッパーに回る。さらにアルベルト・バルドナード、高梨雄平、船迫大雅らが控えるブルペンは球界トップクラスの布陣と言っても過言ではないだろう。
野手陣は、丸佳浩が開幕直前に長期離脱となった。その他、坂本勇人の不調が開幕から目立つが、若林楽人、オコエ瑠偉、中山礼都らがカバーしている。
新助っ人のトレイ・キャベッジは早くも日本野球に適応しており、昨季以上の打線になる可能性もありそうだ。投手、野手ともに充実している巨人を1位予想した。
【了】