ヤマルが自身のキャリアを振り返った [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが自身のキャリアを振り返った。8日、スポーツ専門チャンネル『ESPN』がヤマルのコメントを伝えている。

 バルセロナの下部組織出身のヤマルは2023年4月、当時15歳という若さでトップチームデビューを果たした。それ以来、EURO2024優勝やスーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝などを経験。今シーズンも公式戦42試合で13ゴール20アシストを記録し、ラ・リーガ首位を走るチームをけん引している。

 バルセロナは今シーズン、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ(CL)、コパ・デル・レイの3冠を達成する可能性を残している。『ESPN』のインタビューで3冠について問われたヤマルは「常に、可能な限りベストの結果を目指している」と回答。「シーズンが開幕したときに3冠を達成できる可能性があるなら、それが目標だ。今もそれは変わらない。自信過剰とかじゃなく、自分自身を信じなくちゃいけないんだ」と意気込んだ。

 そして、これまでのキャリアを振り返ったヤマルは「夢を見ているようだよ。レアル・マドリードとのコパ・デル・レイ決勝もあるし、もしCL決勝に進んだら…。そしてワールドカップ。全部が夢みたいだ。まるでウイイレをプレーしているみたいで信じられない」とキャリアの充実ぶりを強調し、次のように語った。

「プレッシャーは感じていないんだ。楽しむことだけを心がけている。それ以外のことは考えていない。自分がいま何をしているのか、明日は何をするのか、どういう試合に出場するのか、それが重要かどうかもあまり考えていない。もちろんバルサでプレーするという重要さはわかっているけど、プレッシャーについては考えていない。プレーして、楽しむ。ただそれだけだよ」

 バルセロナは9日、ホームでドルトムントとのCL準々決勝ファーストレグに臨む。

【動画】まるでウイイレのようなヤマルのプレー集