![[写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
2025JリーグYBCルヴァンカップ・1stラウンド・2回戦の6試合が9日に行われた。
“王者”名古屋グランパスを筆頭に、J1勢が順当に勝ち上がってきた2回戦は、9日と16日に分けて行われ、今夜は6試合が開催された。とくに注目を集めたのは、ジュビロ磐田と清水エスパルスによる“静岡ダービー”だ。昨シーズンは磐田がJ1、清水がJ2、今シーズンは磐田がJ2、清水がJ1と入れ違ったため、リーグ戦での対戦は2シーズン連続で実現しないことが確定したわけだが、ルヴァンカップで激突することに。そんな試合は、清水が開始24秒のFWアフメド・アフメドフのゴールで先制すると、磐田も53分にMF倍井謙の“十八番(カットインからの右足)”の形から、DF川﨑一輝が同点ゴールを記録。その後は両者譲らなかったが、81分に左サイドでフリーキックを獲得した磐田が、DFリカルド・グラッサの逆転弾で決着を付けた。6年ぶりに静岡を“サックスブルー”に染め上げるとともに、3回戦へと駒を進めている。
シードにより2回戦からの登場となったFC町田ゼルビアは、ヴァンフォーレ甲府と敵地で対戦。目下リーグ戦6試合無敗(4勝2分)で首位に浮上した勢いのまま、MF仙頭啓矢が先制点をマークすると、この1点を守り切った。
その他、待望のリーグ戦初白星を挙げたばかりのアルビレックス新潟が松本山雅FCに2-0で勝利したのを筆頭に、京都サンガF.C.と湘南ベルマーレも下位カテゴリーに勝利。が、レノファ山口FCと対戦した鹿島アントラーズは、1-1のまま突入したPK戦でMF柴崎岳(2人目)が失敗すると、先攻の山口に5本全てを決められ、ジャイアントキリングを許した。また、森林火災の影響により延期されていた1回戦のFC今治対徳島ヴォルティスの一戦は、2-1で前者に軍配が上がり、16日の2回戦でセレッソ大阪と対戦する。
9日開催の結果は以下の通り。
■1stラウンド・1回戦
▼4月9日(水)
FC今治 2-1 徳島ヴォルティス
■1stラウンド・2回戦
▼4月9日(水)
モンテディオ山形 0-1 京都サンガF.C.
ヴァンフォーレ甲府 0-1 FC町田ゼルビア
松本山雅FC 0-2 アルビレックス新潟
ジュビロ磐田 2-1 清水エスパルス
レノファ山口FC 1-1(PK戦:5-3) 鹿島アントラーズ
V・ファーレン長崎 1-2 湘南ベルマーレ
■1stラウンド・2回戦
▼4月16日(水)
FC今治 - セレッソ大阪
ブラウブリッツ秋田 - 東京ヴェルディ
福島ユナイテッドFC - 柏レイソル
水戸ホーリーホック - ガンバ大阪
栃木SC - アビスパ福岡
RB大宮アルディージャ - FC東京
カターレ富山 - 名古屋グランパス
ギラヴァンツ北九州 - 横浜FC