フジ・メディア・ホールディングスは8日、グループ各社の社長が出席する「グループコンプライアンス等委員会」を開催した。
今回の会合では、3月31日に公表されたフジテレビ第三者委員会の調査報告書踏まえ、各社からの報告ルートの明確化と徹底を協議。また、新たに設置される「グループ人権委員会」の趣旨の共有が行われた。同委員会は正式発足後、外部の有識者・専門家も参加して定期的に開催され、継続的な協議と改善を進めていくという。
同社は今後に向けて、「当社グループは、第三者委員会の指摘を真摯に受け止め、これまで積み重ねてきた取り組みの基本的な方向性を尊重しつつ、その運用や体制をあらためて厳しく見直し、必要な改善を速やかに実行してまいります。社会からの信頼に真に応えるべく、コンプライアンスと人権の尊重を、グループ全体の意識と行動に深く根付かせるべく、着実かつ力強く取り組んでまいります」としている。