昨年9月にデビュー25周年を迎えた歌手・タレントの後藤真希。音楽活動のみならず、昨年11月に発売した写真集『flos』が大ヒット、さらに紫シャンプー&熱トリートメント「ramus」のプロデュースも手掛けるなど、幅広く活躍している。後藤にインタビューし、大ヒットした写真集について話を聞くとともに、次なる写真集への意気込みや今後の抱負も聞いた。
――写真集『flos』が日本における電子写真集歴代売り上げNo.1を記録しましたが、大ヒットをどのように感じていますか?
びっくりです。制作している段階で「前よりももっとみんなに見てもらえたらいいよね」みたいなことを言いながら撮影していたので、それが叶ってうれしいですし、「こんなにたくさん見てくれているの!?」ってすごく驚きました。
――大ヒットの理由をご自身ではどのように考えていますか?
自分で写真集を出したいと思ったからかなと思います。今までは「写真集出しますか?」と声をかけていただいて、「じゃあやります」という感じでしたが、『flos』は自ら「写真集出しません?」と提案したので。
――自分から写真集を提案されたのは今回が初めてですか?
初めてです。今出したらいい結果になりそうだなと仕事帰りに車の中でふと思って、スタッフのみんなに「今、写真集を撮ったらいいのが撮れそう」と話しました。
――「いいのが撮れそう」と思った理由を教えてください。
表情が柔らかくなったなと思ったからです。気持ちに余裕ができたというか、お仕事での表情を見ていても笑顔が増えたなと思えていたので、今撮ったら自然な表情がたくさん撮れるかもしれないなと。昔の写真と比べても、どんどん顔がナチュラルになっていると思ったので、「今だ!」と思いました。
――経験や年齢を重ねて心に余裕ができ、表情が柔らかくなったのでしょうか。
ライブも大きいかなと思います。コロナ禍が過ぎて、ライブなど有観客でできるようになり、ファンとのコミュニケーションも増え、そういった意味でたくさん笑顔でいられる時間が増えたのかなと思います。
――水着やランジェリー姿で美ボディも披露され、「美しすぎる」と話題に。
あのときはほぼ何もやってないんです。だからちょっと今、反省しています(笑)。もう少しトレーニングを取り入れていればよかったなと。
――美ボディをさらけ出すことへの抵抗はなかったですか?
カメラマンの菊地(泰久)さん含め、みんな家族みたいな感じで安心感があったので。前回の写真集も菊地さんが撮ってくださっていて、同じチームでやれたというのが大きかったです。