
Jリーグは7日、ポストユース(19歳~21歳)の選手育成・強化などを目的に日本サッカー協会(JFA)との協働事業を実施することを発表した。
具体的にはU-22とU-18年代においてJリーグ選抜の活動が行われることに。活動目的については「トップチームに昇格したポストユースの選手のうち、試合機会が少ない選手に対して大学選抜との真剣勝負の場を提供する。代表活動の少ないU-18年代トップ層の選手に対して、国際経験の場を提供する」と発表されている。
第1回の活動は4月21日(月)から22日(火)にかけて行われる予定で、U-22 Jリーグ選抜と関東大学サッカー選抜が千葉県の『第一カッターフィールド』で対戦。22日の16:30キックオフ予定となっており、試合の模様はJリーグ公式YouTubeチャンネルにて無料ライブ配信される。第1回の活動については、U-22 Jリーグ選抜の団長を山本昌邦氏と足立修が務め、監督は羽田憲司氏、コーチは大谷秀和氏、菊地直哉氏、小野伸二氏となっている。
なお、第2回の活動は5月12日(月)から5月13日(火)にかけて行われ、U-22 Jリーグ選抜と関東大学サッカー選抜が対戦予定。第3回の活動は11月中旬の開催が予定されており、U-18 Jリーグ選抜が欧州遠征へと向かうようだ。第1回のU-22 Jリーグ選抜参加選手、および第2回、第3回の活動詳細は決定次第発表される予定だ。
Jリーグは協働事業の実施決定に際し、次のような声明を発表している。
「Jリーグはこれまでも、今年2月にU-18を対象にした『MEXT GENERATION MATCH』、昨年夏にU-15を対象にした『Jリーグインターナショナルシリーズ2024アカデミーマッチ』を行うなど、育成年代において選抜活動を行い、各年代の競技力向上などを目的にした取り組みを行ってまいりました。また、ポストユース選手育成についても、競技力向上に向けて真剣勝負の場を増やすために、U-21リーグの創設など様々な検討を行っています」
「今回の活動ではポストユースおよび周辺年代を対象に、トップチームに昇格後、試合機会が少ない選手や、代表活動の経験が少ない選手を中心に真剣勝負の場を設けることで、育成、強化に取り組んでまいります」