サウサンプトンでプレーしているGKラムズデール [写真]=Getty Images

 サウサンプトンに所属するイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが、自身3度目の降格が決定したことに言及した。6日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグ第31節が6日に行われ、サウサンプトンはトッテナムと対戦。サウサンプトンに所属する日本代表DF菅原由勢が73分から途中出場した試合は1-3で敗れた。

 この結果、昨季昇格プレーオフを制して1年でのプレミアリーグ復帰を果たしていたサウサンプトンが、1年で降格することが決定した。なお、7試合を残している中で降格が決まったのはプレミアリーグ史上初のこととなった。さらに、現在勝ち点「10」にとどまっている状況から、2007-08シーズンにダービー・カウンティが記録した史上最低点「11」という記録を更新する可能性も浮上している。

 昨夏にアーセナルからの完全移籍でサウサンプトンに加入し、今季ここまでリーグ戦23試合に出場しているラムズデールは、2019-20シーズンにボーンマスで、2020-21シーズンにシェフィールド・ユナイテッドで降格を経験しており、これで自身3度目の降格となった。

 試合後、ラムズデールは「一部の選手は初めて降格を経験するので、今後数日は彼らの感情が激しく揺さぶられるだろう」と語りながら、不名誉な記録を更新しないように最後まで戦うことを強調した。

「シーズン終了までできるだけ多くの勝ち点を獲得したい。誰もそのような記録は望んでいない。僕たちはできる限りのことをするし、より多くの勝ち点を獲得するためにできることをやる」

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