星野リゾートが展開する「リゾナーレ那須」は5月3日~10月26日の期間、全3回にわたり、田植えから稲刈り、羽釜で炊いて食べるところまでのお米の一生を体験する宿泊者限定の「お米の学校」を今年も実施する。

  • リゾナーレ那須

同ホテルは、那須の豊かな自然の中で農業の営みに触れる、日本初の「アグリツーリズモリゾート」。ここでは、都会のけん騒から離れ、四季の変化やその土地ならではの食・アクティビティ体験を通じて、感性を取り戻すリゾートステイを提供している。

「お米の学校」は、栃木県・那須町のお米農家協力のもと、2021年から取り組んでいる稲作体験プロジェクト。田んぼが広がる美しい日本の原風景、そこに生息する生き物や自然環境の尊さを参加者へ伝える。未来に田んぼを残したいとの思いを起点に、同じ思いを持った地元農家と協力し、実施する。

  • お米や田んぼについての事前学習

お米の学校に参加する前に、翌日の体験に備えてお米や田んぼにまつわる事前学習を行う。ワークで予想した内容は、お米の学校当日にスタッフの話と照らし合わせ、お米や田んぼの現状を知ることができるという。

  • 稲作体験や羽釜炊きのごはんを味わうことで、お米や田んぼのファンになる

5月~10月の期間、手作業での「田植え」「稲刈り」「脱穀・精米」など、その時期に合わせた作業を体験。各回の作業後には、羽釜で炊いたごはんでおむすびを結び、お米の味わいや、手間暇かけて作った食事のおいしさを感じる体験がかなう。

  • 稲作体験や羽釜炊きのごはんを味わうことで、お米や田んぼのファンになる

第3回のプログラム終了後には、収穫した新米を参加者の自宅へ発送。お米の学校での体験を振り返りながら、自分たちで育てた新米を味わえる。

  • 自宅に届く新米を食べながら田んぼでの体験を振り返る

開催日は、次の通り。

第1回(田植え):5月3日~5月10日
第2回(稲刈り)は9月27日~28日、10月4日~5日
第3回(脱穀、炊飯)は10月18日~19日、25日~26日

費用は1人3,000円(4歳以上対象)で、前日17時までに予約が必要。悪天候時は中止、天災や気候によっては実施内容が変更する可能性がある。