お笑いタレントの小籔千豊が3月28日、公式YouTubeチャンネル『ペラペラ小籔』を更新。「一発屋芸人の気持ちがわかった」というエピソードを披露した。
“カズニョロ”の1年目は「丁重な扱い」
「僕は一発屋芸人の人らを尊敬してる」と語った小籔。ブレイクから一転、低迷期に陥ってしまう一発屋芸人だが、「世間の人の中には、侮蔑する言葉で“一発屋やん”とか、“あれだけやん”って言う人いますけど。日本中で一発も当ててない人のほうが多い」と強調しながら、「一発も当ててない人がほとんど。その中で、お笑いで一発当ててる人は、僕はすごいなって思ってます」と尊敬の念を込めた。
そのきっかけは、“カズニョロ”の愛称で活動していたモデル時代だったという。2015年から約3年半、女性ファッション誌『NYLON JAPAN』『VOCE』『ViVi』の3誌同時専属モデルを務めていた小籔は、ファッションイベントにも出演。1年目は、周囲から「丁重な扱い」を受け、小籔と記念写真を撮るためにモデルやスタイリストたちの行列ができるほどだったそう。
あまりの人気ぶりを振り返り、「珍しいキャラっていうのもあるやろうけど、ああ~みたいに思ってて。芸人が行ったら、そんなこともあるんかな? ぐらいやった」と照れながら語った小籔。しかし、2年目の出演では、「前の食いつきがなくなってた」と打ち明け、「“おはようございま~す”って言うても、全然無視。1年で一気に人気なくなって……。一発屋芸人ってこんな感じやったんかな? って」と苦笑しながら語った。
急な落差を目の当たりにし、「本業じゃないし、あぶくモデルやから。これだけでもビックリしたけど」とつぶやいた小籔は、一発屋芸人について、「本業でこうなったとき、どない気持ちなんかな? って思うたら。余計リスペクトというか」と吐露。「1年目と2年目の食いつきの差はすごい感じた」と改めて振り返りながら、モデル時代について、「みなさんにはホンマに感謝してます。身近でモデルさんの努力を見て、リスペクトの気持ちが出るようになったのもよかった」と話していた。
【編集部MEMO】
小籔は、2024年8月から個人チャンネル『ペラペラ小籔』を始動。毎週月曜・水曜・金曜の更新を予定し、これまで「小籔が愛した究極の白ごはん」「小籔千豊の人生で1番ウケた瞬間」「最近一目惚れした究極の和菓子」「小籔千豊 『すべらない話』 出演時の(秘)裏側」など様々な動画を配信している。