オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)は3月24日、「キャリアと職場環境に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、2024年2月21日~2月25日の間、日本在住の女性会社員(20~59歳)600人を対象に、インターネットで実施したもの。

  • 今後のキャリアに対する意欲(全世代)

今後のキャリアに対する意欲を尋ねたところ、1位は「ワークライフバランスを重視し、無理なく働きたい」(30.8%)、2位は「時短勤務などの柔軟な働き方」(24.8%)と続き、ライフスタイルを重視する傾向が見られたという。

  • 今後のキャリアに対する意欲(世代別)

年代別に見ると、30代はワークライフバランス重視が40%で特に高く、20代は23.3%で比較的少ない結果となった。

一方で30代は、副業・起業など、仕事に対して積極的な姿勢を見せた割合が最も高い世代でもあった。30代女性はワークライフバランスを強く求める傾向にあるようだが、仕事に積極的な姿勢を見せる人も多く、その人によって優先順位が異なることが判明。

  • プライベート重視の理由(全世代)

今後のキャリアに対する意欲として、「無理せずワークライフバランス重視」「時短勤務」など、少し消極的な姿勢を見せた人に理由を尋ねたところ、「趣味を楽しみたい」(48.1%)という理由が最も高かった。

  • プライベート重視の理由(世代別)

世代別に見ると、趣味や生活を楽しみたいという声は、20~30代の若い層よりも40~50代が特に多いことがわかった。

  • キャリア形成に積極的な理由(全世代)

キャリア形成に積極的な人に対し、理由を聞いたところ「収入を増やしたい」(59.5%)が最多に。2位の自己成長(37.2%)の理由を上回る結果となり、経済的な理由が強い動機になっているようだという。

  • 職場で発揮できていると思う強みランキング

職場で発揮できていると思う強みを尋ねると、「コミュニケーション能力」「柔軟性・適応力」「共感力」「正確性・綿密さ」が上位に挙げられた。