![柏倉哲平(左)と脇坂泰斗(右) [写真]=金田慎平](index_images/index.jpg)
川崎フロンターレに所属するMF脇坂泰斗と川崎ブレイブサンダース(バスケットボール/B1)に所属するPG柏倉哲平による“異競技対談”が行われた。
両選手「はじめまして」からスタートした対談は、「サポーターではなくブースターと呼ぶんですね!(脇坂)」という同じプロスポーツの中での違いや「僕も試合前はうどん食べます!(柏倉)」といった試合に臨むルーティンでの共通点などで大いに盛り上がった。応援スタイルや選手のパフォーマンスについて、こんな会話があった。
脇坂 「サッカーはゴール裏が応援が熱いエリアなのですが、フロンターレは“Gゾーン”と言ってコーナーの近くがそのエリアなんです。ゴール裏に行くよりも距離が近いので、ゴールを決めた後はGゾーンに流れて行くこともあります」
柏倉 「ゴール後のパフォーマンスは皆さん決めているんですか?」
脇坂 「決めている選手もいます。ストライカータイプの選手は魂でやっている部分があるので、思いのままのガッツポーズをしたりしますね」
柏倉 「バスケットボールはシュートが決まっても、すぐにディフェンスをしないといけないので(笑)。ですが、タイムアウトになった時にブレイブサンダースのシンボルである篠山竜青選手は会場を煽ったりするのが格好良い。サッカーはバスケットボールよりも得点が入らないからこそ、気持ちが入りますよね」
脇坂といえば中村憲剛から背番号14を受け継ぐとともに、ファン・サポーターと一体になって盛り上がるゴールパフォーマンスも継承している。DAZNで配信中の「やべっちスタジアム」の人気コーナー「デジっちが行く!」で発表されるのが開幕前の恒例行事だ。今年はクラブ公式SNSを通じて意見を募集し、瀬川祐輔の中学・高校の先輩である春日俊彰(オードリー)のカスカスダンス→トゥースに決定した。ここで柏倉には答えを明かさず、脇坂がどんなゴールパフォーマンスをしているのか予想してもらった。
柏倉 「サッカーのゴールパフォーマンスといえば、クリスティアーノ・ロナウドが飛ぶやつか膝でスライディングするイメージですね。脇坂選手がどんなタイプなのか……。あっ、バク宙とか?(笑)」
脇坂 「まずあんまり期待はしないでください(笑)。説明は難しいんですけど、憲剛さんは『ゲッツ!(ダンディ坂野)』とか芸人さんの一発ギャグみたいなのをやっていて、それを受け継いでいる感じです」
柏倉 「なるほど、これはスタジアムで見るのが楽しみですね!」
脇坂 「ファン・サポーター方に意見を募って、その中から僕が選びました」
柏倉 「いいですね! それが毎年アップデートされているということですよね?」
脇坂 「アップデートされているのかは分かりませんが(笑)。ファン・サポーターと一緒になってやるので、見た時に『あっ、これか!』となると思います」
柏倉 「バスケットボールはパフォーマンスできるタイミングが結構限られているので……。タイムアウトの時限定でやりたいですね!」
最後に脇坂はバスケットボールファン、柏倉はサッカーファンに向けてメッセージを送った。
脇坂 「『フロンターレのサッカーを見たい!』と思っていただけるように、僕たちは頑張ります、見に来てくれたら必ず楽しませる自信はあるので、ぜひスタジアムに足を運んでください!」
柏倉 「攻守の展開の速さだったり得点がたくさん入るという面では、サッカーとはまた違った面白さがあると思います。自分たちは素早い展開を持ち味としているチームです。そこに対する興奮や感動を与えられるチームだと思っているので、少しでも興味があったらバスケットボールにも触れてほしいなと思います。ぜひアリーナにも足を運んでください!」
川崎フロンターレ 今後のホームゲーム
4月2日(水)19時〜 vs湘南ベルマーレ 〜ワルナイトカーニバル開催!〜
4月9日(水)19時〜 vs横浜F・マリノス 〜僕とフロボコランド開催!〜
川崎ブレイブサンダース 今後のホームゲーム
4月5日(土)18時5分〜 vsファイティングイーグルス名古屋
4月6日(日)16時5分〜 vsファイティングイーグルス名古屋