WEST.の神山智洋が主演を務める、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~』(4月12日スタート 毎週土曜23:40~)のメインビジュアルが28日に公開された。

  • 『ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~』メインビジュアル

『ミッドナイト屋台』のポスターが完成

神山智洋が味覚を失ったスゴ腕シェフ・遠海翔太を、そして Travis Japanの中村海人が味覚の鋭い落ちこぼれ僧侶・方丈輝元を演じる土ドラ『ミッドナイト屋台 〜ラ・ボンノォ〜』。物語は、神山と中村が始めた屋台に夜な夜な悩める客が集まり、二人が彼らの心とおなかを満たしていく、というもの。そんな新ドラマのポスターがこのほど完成した。

ポスターに登場するのは神山と中村に加え、翔太の幼なじみでフレンチレストランの人気シェフ・玄田陽美役の剛力彩芽と、輝元の母親・方丈真耶役の石田ひかり。そして輝元の父親で寺の住職・方丈輝徳役の竹中直人だ。

神山智洋と中村海人が役柄を見事に表現

都内のスタジオで行われた撮影では、まず神山がカメラの前に。地上波連ドラ単独初主演ということもあり、気合いも十分。カメラマンの指示を聞きながら、腕を組んだり片手を顔の近くに持ってきたりと、さまざまなポーズをとっていく。シェフという設定からコックコートを着ているが、実は屋台でのシーンでは別の衣装が用意されている。だからこそポスターのこの姿は貴重といえるだろう。

続いて登場したのは中村海人。真っ白なコックコートの神山とは対照的に、黒い法衣を身にまとってスタジオに現れると、合掌のポーズでカメラの前に立った。「僧侶の役は初めてなので……」と少し緊張気味の中村。手の位置や数珠の持ち方を確認しながら、カメラマンの要求に応えていく。撮影が終わる頃には笑顔も出るようになり、「青年僧侶」ならではの凜々しさが感じられた。

ドラマのクランクインを前に、まずはポスターで共演したこの春最強のバディ。すでに「フランス帰りのスゴ腕シェフ」と「自身の将来に悩みを抱える僧侶」という役柄を見事に表現していた。

また、このポスターをあしらったトラックが、東京と名古屋の街を駆け抜ける。期間は、初回放送直前の4月6日~4月12日の1週間。どのエリアを走るかなどの詳細は、追って発表される。

(C)東海テレビ

【編集部MEMO】
遠海翔太(神山智洋)は、フレンチシェフで、屋台の調理担当。実家は老舗のすし店で、後を継ぐため父の元で修行をしていたが、近所のフレンチレストランから漂う香りにあこがれ実家を飛び出す。パリのミシュラン1つ星レストランで腕を磨き、めきめき頭角を現していたが、人間関係のもつれから3年前に帰国。帰国後は、オーナーシェフのフレンチレストランを開こうと準備を進めるも、オープン直前になって極度のプレッシャーからくるストレスから味覚と嗅覚を失ってしまい、開店を断念。借金返済のため、宅配便のドライバーに転職する。料理の腕はピカイチだが、コミュニケーション能力に欠ける。方丈輝元(中村海人)は、東京近郊にある古刹『泉楽寺』の次男で、副住職。屋台の接客と味見担当。人の懐に飛び込むのが得意で、幼い頃から裕福な檀家に高級料理店に連れて行ってもらった影響で味覚を鍛えられ、食に興味を持つ。3年前に兄が病死。寺を継いで欲しいという父の思いを知り、僧侶の道を歩み始めるが、本当にやりたいわけではない。料理に物申す快感が忘れられず、僧侶になった後も、グルメレビューサイトにペンネームで多数の投稿をしている。料理は一切できないが、鋭い味覚とプロデュースセンスを持つ。