R&Gは、「次に行ってみたい国内の旅行先に関する意識調査」結果を3月19日に発表した。同調査は2024年12月23日~24日の期間、全国の男女500人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 次に行ってみたい国内の旅行先1位は「沖縄県」

次に行ってみたい国内の旅行先を聞いたところ、1位は「沖縄県」(16.8%)、僅差の2位は「北海道」(16.0%)だった。以降、3位「京都府」、4位「長崎県」、5位「広島県」と続いた。

沖縄県が1位に選ばれた理由として、美しい海や温暖な気候へのあこがれが強いことが挙げられた。特に「離島に行ってみたい」という人が多く、石垣島や宮古島など、本島とは違った魅力を求める声が目立った。

また、「美ら海水族館」や「首里城」などの観光スポットも根強い人気があり、過去に訪れた経験から再訪を望む人も多く、一度行くと何度でも行きたくなる魅力が沖縄にはあるという。

  • 国内旅行に行く相手は「家族」が6割

国内旅行に行く相手について尋ねたところ、「家族」が全体の6割以上を占めた。「夫婦二人」や「配偶者と子ども」など、結婚後の家族との旅行が多かったものの、「実家の家族(母親や姉妹)」という人も少なくなかった。

2位には「友人」(22.4%)がランクイン。若い世代だけでなく、中高年層からも「学生時代からの友人と行く」という声が多く寄せられている。

一方、自分のペースで楽しめる「一人旅」を選ぶ人も一定数いた。行き先やスケジュール、予算などを他人と調整する手間がなく、気ままに出かけて好きなように過ごせることが一人旅のだいごみとのこと。

  • 旅行先を決める際に重視することは「費用の手頃さ」

旅行先を決める際に何を重視するかを聞いたところ、1位は「費用の手頃さ」(30.8%)だった。2位「アクセスの良さ」(29.6%)、3位「観光スポットの充実度」(26.2%)が続いた。

1位「費用の手頃さ」については、できるだけコストを抑えたいという人が多数。特に家族旅行は出費が増えやすいため、負担を軽減したいと考える人が多いほか、若年層や一人旅でも、限られた予算の中で旅行を楽しみたいと考える人が多い、と同社は推測している。