フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、日本最高齢のストリッパー・星愛美さんとそのファンを追った『私が踊り続けるわけ4 ~58歳のストリッパー物語~前編』を、23日に放送する。
前年の夏、肺がんを患い、肺の一部を摘出した愛美さんは「還暦まではステージで踊りたい」という気持ちはあるものの、抗がん剤治療による体力の低下と脱毛に苦しむ日々が続いていた。
このまま治療を続けていては、ステージに立てない体になってしまうのではないか……抗がん剤治療を続けるのか、それともストリップの舞台へ戻るのか、激しい葛藤の中にある愛美さんの脳裏に浮かぶのは「星組」と呼ばれる愛美さんファンを始め、全国各地の劇場で彼女に会うことを楽しみにしている多くのストリップファンの顔った。
「私がステージで踊ることで、みなさんが元気になってくれるなら、命を削ってでもステージで踊りたい」――愛美さんは抗がん剤治療を3回で打ち切り、がんと闘うことよりも、ステージ復帰に人生を懸けることを決意した。
目指すのは、1カ月後に迫った58歳の誕生日イベント。新たな衣装を準備し、振り付けも自ら考え、ステージに耐えられる体を取り戻そうと自分を追い込む。そんな時、大切なファンの一人が孤独死をしたという警察からの連絡があった。
悲しみに暮れる愛美さん。明らかにしぼんでいく復帰への熱い思い…。果たして、愛美さんは再び、ストリップのステージに立つことができるのか。
ナレーションは、本仮屋ユイカが担当する。
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