• 谷原七音

芸能界に入ったきっかけは、5歳の時に見た映画『ハンサム★スーツ』(08)だったと言う。

「すぐに芸能界に入りたいと思ったわけではなく、中学、高校生ぐらいまでは目指していなかったのですが、コロナ禍になり、人生を見つめ直す機会があり・・。勉強が嫌いではなかったけど、お芝居もやってみたくなって、『やってみようか』と思う瞬間が来たんです。一度きりの人生なので、やらないで諦めるよりは、とにかく1回やってみようと思いました」

自身の強みや武器については「負けたくないという気持ちと、そこに付随して努力をすることだと思います。周りの人からすればスタートが少し遅いですし、たくさんのライバルや一緒にやっていく人がいるので、そこは自分が努力をしてついていかないと。何事もちゃんと準備もして臨みたいです」と語る。

続けて、コツコツと努力できるようになったのは、「最近のことです」と打ち明ける。

「昔は何でも後回しにして、サボって、楽なほうに逃げてばかりでした。でもそれだと何も生まれない。今回のジュノン・スーパーボーイ・コンテストのために、僕はたくさん努力をしました。例えば、最終選考会ではフリーの審査があるのですが、そこで今まで弾いたことがなかったピアノを披露したんです。両手で弾けるように練習しましたが、とにかく大変でした」

ちなみになぜピアノを選んだのかを聞くと「特技は水泳ですが、最終選考会でプールを用意するわけにはいかないので(笑)。僕の名前がドレミファソラシドの“七音”。これを言うと、絶対に『何か楽器が弾けますか?』と聞かれるのですが、毎回『僕はできません』というのが少し悔しくて。だから、ピアノがやりたいと思って始めました」と説明。

ピアノは猛特訓の末、最終選考会で無事に披露。「ちゃんと弾けた時、その達成感は言葉では言い表せないぐらい大きかったです。ただ『うれしい』という言葉だけではなく、満たされたと感じたし、自分でちゃんと準備したものが“実った”という高揚感が病みつきになりました」と振り返る。