LINEヤフーは3月13日、分析レポート「検索データで捉える!今年の注目お花見スポット!」を公開。調査は「Yahoo!検索」のビッグデータをもとに、2023年3月〜4月と2024年3月〜4月で検索者数が伸びたお花見スポットを分析した。

  • 花見関連スポットの検索者数伸び率ランキング

    花見関連スポットの検索者数伸び率ランキング

2023年〜2024年にかけて検索者数が上昇したお花見スポットは、さまざまな桜の品種が約1ヵ月間楽しめる京都府の「京都府立植物園」が1位に。当該期間で検索者数が約3.6倍に増加している。

続く2位は、浮間ヶ池沿いの桜並木が楽しめる東京都の「浮間公園」(検索者3.2倍)、3位には境内に約200本の桜がある静岡県の「三嶋大社」(同3.0倍)がランクイン。以下、4位「小石川後楽園」(東京都)、5位「小金井公園」(東京都)、6位「石割桜」(岩手県)、7位「紫雲出山」(香川県)、8位「大阪城公園」(大阪府)、9位「清水寺」(京都府)、10位「靖国神社」(東京都)と続いた。

  • 平均年齢が低いかつ女性が多いスポットグループの検索者数ランキング

    平均年齢が低いかつ女性が多いスポットグループの検索者数ランキング

次に、お花見スポットの検索における検索者の性別比率と平均年齢を散布図化し、全体の平均値を原点として4つのグループに分類した。

その結果、「検索者の平均年齢が全体より低めかつ女性が多い」グループでは、1位「目黒川」、2位「上野公園」、3位「舞鶴公園」という結果に。「〜公園」が多く検索されており、観光地としても定番なスポットが多い傾向に。

  • 平均年齢が低いかつ男性が多いスポットグループの検索者数ランキング

    平均年齢が低いかつ男性が多いスポットグループの検索者数ランキング

また、「検索者の平均年齢が全体より低めかつ男性が多い」グループでも「〜公園」が多く検索されているが、1位「桜山公園」、2位「津山城」、3位「熊谷桜堤」と、定番というよりは穴場なスポットが多い傾向に。

  • 平均年齢が高いかつ女性が多いスポットグループの検索者数ランキング

    平均年齢が高いかつ女性が多いスポットグループの検索者数ランキング

一方、「検索者の平均年齢が高めかつ女性が多い」グループでは、寺院や神社など歴史のあるスポットが多く、1位「姫路城」、2位「六義園」、3位「靖国神社」という結果に。落ち着いた場所で桜を楽しみたい人が多いよう。

  • 平均年齢が高いかつ男性が多いスポットグループの検索者数ランキング

    平均年齢が高いかつ男性が多いスポットグループの検索者数ランキング

また、「検索者の平均年齢が高めかつ男性が多い」グループでは、桜並木というよりも1本の代表的な桜があるスポットが多くランクインしており、1位「吉野山」、2位「又兵衛桜」、3位「赤城南面千本桜」となった。