![A・ガルシア(左)、ハイセン(右)がスペイン代表に追加招集 [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
RFEF(スペインサッカー連盟)は17日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024ー25・準々決勝のオランダ代表戦に臨むスペイン代表メンバーの変更を発表した。
スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は14日、ホーム&アウェイ形式で開催されるオランダ代表とのUNL準々決勝に向けて、27名のメンバーを選出していた。ところが、16日に行われたラ・リーガ第28節、バルセロナがアトレティコ・マドリードを4-2で破った試合において、同メンバーに招集されていたDFイニゴ・マルティネス、MFマルク・カサド(ともにバルセロナ)の2名が負傷。代表活動に不参加となることが決まった。
I・マルティネスとカサドの不参加を受けて、RFEFは17日付で2名を追加招集。DFディーン・ハイセン(ボーンマス/イングランド)、MFアレイクス・ガルシア(レヴァークーゼン/ドイツ)の2名が、新たに3月の“ラ・ロハ”に加わることとなった。
現在27歳のA・ガルシアについては、昨年10月シリーズのUNLでもスペイン代表に選出されていた。2023年11月のデビュー以降、国際Aマッチ通算4試合出場を記録。今季より所属するレヴァークーゼンでは、公式戦35試合のピッチに立って4ゴールを挙げている。
一方で、19歳のハイセンは、これが記念すべき初のスペイン代表招集。同選手はU-19年代までは生まれ故郷であるオランダ代表としてプレーしていたものの、自身の幼少期に両親がスペインへ移住し、同国籍も有していたことから、U-21年代からはスペイン代表を選択した。クラブレベルでは、今季よりプレーするボーンマスで最終ラインの主力に君臨。シーズン開幕直後はベンチを温める試合も少なくなかったが、徐々に主力の座を射止め、現時点で公式戦27試合出場2ゴールを記録。197cmの恵まれた体格を持ちながら、両足をつかいこなす足下の技術もピカイチで、評価を高めている若きセンターバックだ。
昨年夏のEURO2024を制覇したスペイン代表は、連覇を目指すUNLでもここまで安定した戦いを披露。デンマーク代表、セルビア代表、スイス代表と同居したグループA4を5勝1分と無敗で駆け抜け、順調にベスト8へ駒を進めた。前述のとおり、準々決勝ではオランダ代表と対戦し、現地時間20日に『フェイエノールト・スタディオン』でのアウェイゲーム、23日に『エスタディオ・デ・メスタージャ』でのホームゲームが控えている。
【動画】スペイン代表、UNLグループステージでのゴール集