日本コカ・コーラは3月17日、「ファンタ学園」先生シリーズのCM放映を全国で開始した。

「ファンタ学園」シリーズが復活

放映当時から時が経っても反響の声が止まず、ここ数年でもバズを生んだ、ファンタ学園シリーズ。いい意味でくだらない、笑いにあふれた学校生活を描いたCMシリーズは、多くのファンから人気を博している。日々のなんでもないことから、ちょっと嫌なことまで全部を笑い飛ばすような、ティーンの青春の日常を後押ししてくれる、ファンタらしさを象徴するCMがこのたび復活。「3年N組ワイルド先生」篇(15秒)と「3年E組湯けむり先生」篇(15秒)の放映を開始した。

新CMストーリー

3年N組ワイルド先生篇には、野性味あふれる上半身裸の先生が登場。ロープを巧みに使って教室を縦横無尽に移動し、鋭い眼光で生徒の服装の乱れをビシバシ指摘。先生は勢いあまって、黒板に激突し、壁を突き破って隣の教室へ…。生徒の一人が「家に鏡ねぇのかよ」とツッコむ場面が印象的な、ユーモアあふれる内容となっている。

  • 「3年N組ワイルド先生」篇

  • 「3年N組ワイルド先生」篇

3年E組湯けむり先生篇では、先生が風呂桶を片手に教室に登場。教室に突如現れた露天風呂に浸かり、湯けむりの中から生徒に出題。メガネの生徒は曇りで黒板の文字が見えず、無意識に前のめりに。入浴シーンを覗かれたと勘違いした先生は思わず絶叫。呆れた生徒が「どうすりゃいいんだよ」とぼやくシーンが、シュールな笑いを誘う内容となっている。

  • 「3年E組湯けむり先生」篇

  • 「3年E組湯けむり先生」篇

今後はZ世代に人気のインフルエンサーや、週刊少年ジャンプに連載中の人気作品とコラボレーションした、オリジナルの"先生"動画も公開予定だという。

「ファンタ学園」シリーズについて

同シリーズは、2002年から2004年のファンタTVCMで初登場。カンフー姿と「アチョー!」の掛け声でおなじみの「ドラゴン先生」や、発言しようと顔を上げた生徒に馬上から「頭が高い!」と注意する「将軍先生」、DJのリズムに乗って授業をする「DJ先生」など、個性豊かな登場人物とユニークで軽快なストーリー展開で、ティーンだけでなく幅広い世代の人々から高い評価と支持を獲得した。ACCのCMフェスティバルで、2002年から3年連続で金賞を受賞。2008年には、ファンタの日本発売50周年キャンペーンの一環で一部復活を果たす。2024年には「呪術廻戦」27巻発売記念コラボムービーが公開され、話題を集めた。

歴代CM一覧

  • 3年A組革ジャン先生(2002)
  • 3年C組ドラゴン先生(2002)
  • 3年D組激安先生(2002)
  • 3年G組将軍先生(2003)
  • 3年H組昼メロ先生(2003)
  • 3年J組ツッパリ先生(2003)
  • 3年F組DJ先生(2004)
  • 3年S組黒ひげ先生(2004)
  • 夏休みだよ!校長先生(2004)
  • 3年AB組エビさん先生(2008)
  • 3年X組透明先生(2008)
  • 3年J組超人先生(呪術廻戦コラボ) (2024)