CHIMJUNは、「SNSと個人の感情について」に関する調査結果を3月12日に発表した。同調査は2025年2月26日~2025年2月26日の期間、10代~50代の男女1,000人を対象にインターネットを用いて行われた。
ネガティブな感情(不安・怒り・悲しみなど)が生まれたとき、最初にどのような行動をとるか聞いたところ、最多は「何もしないで放置する」(42.2%)だった。続いて「ひとりでじっと考える」(36.6%)、「SNSをチェックする」(8.7%)と誰にも相談や話したりせずに、一人で抱え込んでいるという人が全体の約9割いることがわかった。
一方、「誰かに相談する」(10.9%)と、まず誰かに相談などができると回答した人はわずか1割にとどまった。
ここで特筆するべきは、「SNSをチェックする」と回答した人の約7割が10代~20代だった。何かがあった際に、すぐにSNSを見る習慣が若年層には一定数あるという。
自分の感情をしっかり「理解」または「コントロール」できている実感はどのくらいあるか聞いたところ、「とてもできている」(9.8%)、「まあまあできている」(43.1%)、「あまりできていない」(32.1%)、「全くできていない」(15.0%)という結果に。
年代別で見ると10代~20代よりも、40代以上の人たちの方が、感情のコントロールができていると感じていた。