ベンフィカ戦で2ゴールを挙げたハフィーニャ [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャがベンフィカ戦を振り返った。11日、欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが同選手のコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグが11日に行われ、バルセロナはホームでベンフィカと対戦した。アウェイでのファーストレグを1-0で勝利したバルセロナは、続く第2戦でも11分にハフィーニャが先制点をマーク。2分後には失点を許したが、27分にラミン・ヤマルの“ゴラッソ”で再びリードを奪う。42分にはハフィーニャが大きな追加点を挙げ、ゲームは3-1で終了。2戦合計4-1でバルセロナが準々決勝進出を決めた。

 このゲームでも2ゴールを記録してチームをラウンド16突破に導いたハフィーニャ。今季開幕から好調を維持する同選手はベンフィカ戦で今大会のゴール数を「11」に積み上げ、得点ランキングで単独トップに躍り出た。

 試合後のインタビューに応じたハフィーニャは、「僕たちは残されたすべての大会で優勝を狙えるチームだ」と力強くコメント。「今日どのようなプレーをしなければならないかを正確に理解していたし、それを非常にうまく実行できたと思う。特に前半は素晴らしかったね」と勝因を分析している。

 また、3日前には2017年から医療スタッフとしてバルセロナを支えたカルレス・ミニャロ医師が急逝。同日に開催予定となっていたラ・リーガ第26節オサスナ戦が開始直前に延期となるなど予期せぬ事態に陥った。難しい精神状態で臨んだ今回のセカンドレグだったが、ハフィーニャは「僕にとって最も重要だったのは、チームとして何ができるかということだ。ここ数日は(ミニャロ医師の逝去で)厳しい時間を過ごしたが、この出来事が僕たちにさらなる強さと決意を与えてくれた」と口にした。

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