店舗向け集客一元化プラットフォーム「口コミコム」を運営するmovは、「口コミコム」の分析機能を用いたレポートを公開した。調査対象は、東京ディズニーランド内の飲食店52店舗に寄せられた口コミ913件であった。

上記の表は、調査対象全52店舗の「口コミ数」「平均評価(★の数)」から「口コミスコア」を算出し、ランキングを作成したもの。口コミスコアがもっとも高かった店舗は、「ブルーバイユー・レストラン」で272pt、次いで「ハングリーベア・レストラン」で270ptであった。なお、口コミスコアは、獲得口コミ数 × 平均評価(★の数)で計算したとのこと。(※小数点第2位以下も計算に含む)

上記のグラフは、口コミスコアTOP3店舗の「評価(★の数)の内訳」を算出していたもの。「ハングリーベア・レストラン」では★1の割合が1.6%であり、低評価が他2店舗よりも少ないことがうかがえる。

上記の表は、「ブルーバイユー・レストラン」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析したもの。

使用回数が多いキーワード「雰囲気」は、「アトラクション内だけあって雰囲気はパーク内随一の良さ」「店内は常に夜の雰囲気が演出されていてロマンチック」などで使用されていた。また、ポジティブ率が高いキーワード「パン」は、「パンが食べ放題なのが嬉しい」「オマール海老のシーフードガンボとパンの組み合わせが最高」などのように使用されていた。さらに、ネガティブ率が高いキーワード「予約」は、「予約しても指定の時間から30分は待つ」「事前に予約し、時間通りに着いてもかなりの時間を入り口で待つことになる」などのように使用されていた。

上記の表では、口コミスコアTOP3店舗の「オペレーション」「接客」「料金」に関連するキーワードに焦点を当て、各キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合」の違いを調査したもの。

「イーストサイド・カフェ」では、「オペレーション」に関するキーワードのポジティブ率が低い傾向にあることがうかがえる。口コミを詳細分析することで、ユーザーがどのような部分に不満を持っているかを把握することができるとのこと。

また、3店舗に共通して、「料金」に関するキーワードのポジティブ率は高い結果となった。「ハングリーベア・レストラン」の口コミでは、パーク内でもリーズナブルな価格であることに満足する声が多くみられたという。