テスティーは2月28日、TesTee Labにて「キャッシュレス決済」に関する調査結果を発表した。調査は2025年1月14日~1月21日、10代・20代の男女1,375名を対象にインターネットで行われた。

半数が「現金とキャッシュレス決済」を使い分け

直近1ヶ月の支払い方法を聞いたところ、「現金とキャッシュレス決済の両方」と回答した人が最も多く、10代で46.3%、20代で52.3%となり、約半数の人が日常的に現金とキャッシュレス決済どちらも利用している様子がうかがえる。

また、「(直近1ヶ月以内は)現金のみ」と回答した人を対象にキャッシュレス決済の利用経験の有無を聞いたところ、「キャッシュレス決済を利用したことがある」と回答した人は10代では63.7%、20代では53.4%と直近では現金しか利用していないものの、半数以上の人が過去にキャッシュレス決済を利用したことがあることがわかった。

  • 直近1ヶ月以内に利用した支払い方法

キャッシュレス決済を利用する場所

キャッシュレス決済を利用している人を対象に、利用する場所について尋ねたところ、10代・20代ともに最も多かったのは「コンビニ」だった。次いで、10代では「100円均一ショップ」が2位となり、20代では「ドラッグストア」が2位にランクインした。

この結果から、年代による差は大きくなく、「ドラッグストア」「100円均一ショップ」「総合スーパー」が共通してキャッシュレス決済の利用率が高いことがわかる。また、「コンビニ」や「ドラッグストア」はキャッシュレス決済の導入が早かったこともあり、利用者が多い傾向にあると考えられる。

  • キャッシュレス決済を利用する場所

キャッシュレス決済利用への不安の有無

キャッシュレス決済の利用について不安があるかどうかについて尋ねたところ、「不安がある」と回答した人は10代で4割、20代で3割となった。前回の調査よりも若干のスコア減少が見られ、普及率が上がるとともに日常的にキャッシュレス決済を利用する機会も増えたことで、不安を抱く人が少しずつ減少しているのかもしれない。