
野球日本代表侍ジャパン 最新情報(最新ニュース)
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs オランダ」が3月5日、6日に京セラドーム大阪で行われる。井端弘和氏が代表監督に就任以降、多くの選手が侍ジャパンに招集されてきたが、豊富な実績を持ちながら、一度も選出されていない選手も少なくない。ここでは井端ジャパンでは招集外となっている大物選手を紹介したい。
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岡本和真(読売ジャイアンツ)
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/100kg
・生年月日:1996年6月30日
・経歴:智弁学園高
・ドラフト:2014年ドラフト1位
6年連続で30本塁打を達成するなど、球界を代表するスラッガーとして君臨する岡本和真。2024年のプレミア12は腰痛のため出場を辞退しており、結果的に井端ジャパンでは未選出となっている。
2014年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団すると、高卒4年目の2018年に打率.309、33本塁打、100打点と大ブレイク。
その後も打線を牽引し、2020年から2年連続で本塁打と打点の打撃2冠に輝いた。
2023年のWBCでは全7試合に出場し、打率.333、2本塁打、7打点の活躍で世界一に大きく貢献。同年はレギュラーシーズンでも自己最多の41本塁打を放ち、3度目の本塁打王を獲得した。
昨季は6年続いていたシーズン30本塁打が途切れたが、一塁手部門でベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。同年11月に行われたプレミア12では4番候補に挙げられていたが、左第五腰椎分離症による腰痛のため出場辞退となった。
井端ジャパンではここまで未選出だが、2026年のWBCでは主軸候補の1人となりそうだ。
菊池涼介(広島東洋カープ)
・投打:右投右打
・身長/体重:171cm/71kg
・生年月日:1990年3月11日
・経歴:武蔵工大二高 - 中京学院大
・ドラフト:2011年ドラフト2位
卓越した二塁守備で世界を魅了した菊池涼介。2021年の東京五輪以降は、侍ジャパンに選出されていない。
2011年ドラフト2位で広島東洋カープに入団すると、プロ2年目の2013年に二塁のレギュラーを奪取。傑出した守備範囲を持ち、同年からゴールデングラブ賞の常連となった。
また、2016年には141試合出場、打率.315、181安打、13本塁打、56打点、13盗塁の好成績を収め、最多安打のタイトルに輝いた。
翌2017年のWBCでは二塁のレギュラーを任され、好守備を連発。2019年のプレミア12は打率.333をマークするなど攻守で躍動し、ベストナインと最優秀守備選手を受賞した。
2021年の東京五輪でも日の丸を背負い、金メダル獲得に貢献した。
だが、2023年に10年続いていたゴールデングラブ賞の獲得を逃すなど、近年は成績を落としている。山田哲人(ヤクルト)ともに球界を牽引したが、井端ジャパンでは世代交代が進む結果となっている。
山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/81kg
・生年月日:1992年7月16日
・経歴:履正社高
・ドラフト:2010年ドラフト1位
2015年のプレミア12から侍ジャパンの常連となり、日本人選手では唯一となる主要国際大会すべてで本塁打を放っている山田哲人。だが、井端ジャパンでは世代交代が進み、未選出となっている。
2010年ドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団。高卒4年目の2014年に二塁のレギュラーを奪い、翌2015年には打率.329、38本塁打、100打点、34盗塁と傑出した成績を収めた。
同年オフに開催されたプレミア12では2本塁打を記録すると、以降は侍ジャパンに欠かせない主力選手となった。
2019年のプレミア12では、決勝の韓国戦で逆転3点本塁打。2021年の東京五輪ではチームトップの7打点を挙げ、大会MVPに輝くなど、国際大会でも無類の強さを発揮した。
また、2023年のWBCでも二塁のレギュラー格として活躍し、世界一に大きく貢献した。
しかし、2023年以降は故障に苦しむシーズンが続いており、井端ジャパンでは小園海斗(広島)など、次世代の選手が正二塁手を務めている。
岩崎優(阪神タイガース)
・投打:左投左打
・身長/体重:185cm/92kg
・生年月日:1991年6月19日
・経歴:清水東高 - 国士舘大
・ドラフト:2013年ドラフト6位
8年連続で40試合登板をクリアするなど、救援左腕では球界トップクラスの実績を持つ岩崎優。意外にも侍ジャパンへの招集は、2021年の東京五輪のみになっている。
2013年ドラフト6位で阪神タイガースに入団し、プロ入り当初は先発としてキャリアを積んだ。
その後、プロ4年目の2017年に中継ぎへ転向。同年は66試合に登板するなど頭角を現した。
2019年には48試合の登板で3勝0敗26ホールド、防御率1.01の好成績をマーク。代表初選出となった2021年の東京五輪では、3試合無失点の活躍を見せ、金メダル獲得に貢献した。
以降も抜群の安定感を発揮し、2023年には60試合登板、3勝3敗35セーブ12ホールド、防御率1.77で最多セーブのタイトルを獲得。
昨季も優秀な数字を収めており、球界でも希少な中継ぎ左腕だが、東京五輪以降は代表未選出となっている。再び代表に選出されるのか、今後のパフォーマンスにも注目だ。
甲斐拓也(読売ジャイアンツ)
・投打:右投右打
・身長/体重:170cm/87kg
・生年月日:1992年11月5日
・経歴:楊志館高
・ドラフト:2010年育成選手ドラフト6位
2021年の東京五輪では正捕手として優勝に貢献するなど、長らく侍ジャパンを支えてきた甲斐拓也。意外にも井端弘和監督の就任以降は、一度も日本代表に呼ばれていない。
2010年育成選手ドラフト6位で福岡ソフトバンクホークスに入団。高卒3年目の2013年オフに支配下登録を勝ち取った。
2017年には正捕手の座を奪い、ベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞。同年11月に開催されたアジアチャンピオンシップでトップチームに初選出された。
その後は2019年のプレミア12、2021年の東京五輪、2023年のWBCと侍ジャパンの常連となった。
特に東京五輪では全5試合に出場し、打率.385をマークするなど攻守に躍動し、金メダル獲得に大きく貢献。
2025年から読売ジャイアンツでプレーする甲斐。井端ジャパンでは未選出だが、両リーグを知る経験豊富な捕手として、2026年に開催予定のWBCで招集される可能性も大いにありそうだ。
山﨑康晃(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:179cm/88kg
・生年月日:1992年10月2日
・経歴:帝京高 - 亜細亜大
・ドラフト:2014年ドラフト1位
2019年のプレミア12では守護神を務めるなど、侍ジャパンのブルペンを支えてきた山﨑康晃。稲葉篤紀監督の退任以降は、招集されていない。
2014年ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーから守護神に抜擢された。
同年は58試合登板、2勝4敗37セーブ、防御率1.92の活躍で新人王に輝いた。同年11月に開催されたプレミア12では、早くも日の丸を背負った。
その後も安定した成績を収め、2018年から2年連続で最多セーブを獲得。2019年のプレミア12では5試合登板、3セーブ、防御率0.00とクローザーの役割を果たし、優勝に大きく貢献した。
2021年の東京五輪でも日本代表に選出されたが、以降は成績低下もあって代表に招集されていない。
昨季は38試合の登板で3勝5敗4セーブ11ホールド、防御率3.35の成績。意外にもWBCへの出場経験がないだけに、2026年WBCは代表返り咲きを狙いたいところだ。
【了】