エヌ・ティ・ティ・ソルマーレが運営する「コミックシーモア」は、3月3日の「平和の日」にちなんで、登場人物たちの何気ない日常をゆるく描いた『こんな毎日を送りたい ほっこり日常系マンガランキング』を発表した。同調査はコミックシーモア会員7,009人を対象に1月31日~2月3日の期間、インターネット上で実施された。
コミックシーモアユーザーが選んだ『こんな毎日を送りたい ほっこり日常系マンガランキング』は、「あたしンち」 (朝日新聞出版)が1,769票を獲得し、第1位に輝いた。僅差で第2位となったのは、1,753票を獲得した「クレヨンしんちゃん」(双葉社)、第3位には「聖☆おにいさん」(講談社)がランクインした。アニメ化や映画化作品としても親しまれている国民的な作品を中心に、個性的な登場人物たちの平和でほのぼのとした生活を描く作品に投票が集まった。
第1位に輝いたのは、「あたしンち」。大雑把だけれども何事にも一生懸命な母と、無口でマイペースな父、そして夢見がちな高校生のみかんと、一見クールだけどナイーブなユズヒコの4人家族・タチバナ家の日常を描いた、幅広い世代に愛される作品だ。
選ばれた理由としては、「タチバナ家の一員だったら毎日、笑って楽しく過ごせそう」「お母さんの適当さが大好き」「笑いのある毎日だときっと辛いときも頑張れそうだから」など、特にハツラツとした母の個性的なキャラクターとコミカルなタチバナ家のやりとりに好感を寄せる声が多く上がった。
続く第2位には、1990年に連載が開始した大ヒット作「クレヨンしんちゃん」がランクイン。嵐を呼ぶ5歳児・野原しんのすけが巻き起こすドタバタの日常を描いた、笑いと感動のファミリーマンガだ。
選ばれた理由としては、「野原一家はまさに理想の家族!」「毎日いろんなことが起こるけれど笑って楽しく過ごせそう」「みさえみたいな全力母ちゃんになりたい」など、しんのすけを中心に巻き起こる、あらゆる事件や時には泣ける家族の愛に憧れる声が多く寄せられた。
第3位には映画化でも話題になった「聖☆おにいさん」がランクイン。イエス・キリストとブッダが、現代の東京で平凡なアパートに住み、休暇を楽しむ姿を描くギャグマンガ作品だ。
選ばれた理由としては、「イエスとブッダの対照的な2人のゆるゆるな日常が楽しい」「他愛もない会話と日常がシュール」「くだらないけど脱力できて笑える毎日を送りたい」など、登場人物たちのゆるく繰り広げられる会話が面白く、2人のようにのんびり過ごしたいという声が多く寄せられた。