三井不動産と鹿島建設はこのほど、神戸製鋼所の「Kobenable Steel」を、11月竣工を予定している「日本橋本町M-SQUARE」の新築工事にて採用した。
「Kobenable Steel」は、神戸製鋼所による低CO2製品。独自の高炉向けCO2削減ソリューションを活用することで、従来の品質を維持したまま低CO2鋼材の提供が可能となっている。
「日本橋本町M-SQUARE」の新築工事では、マスバランス方式により製造時のCO2排出量を100%削減した同製品を、鉄骨の一部に取り入れる。
これにより、一般的な鉄骨を使用した場合の建設時CO2排出量に比べ、約800t(約5.4%)のCO2削減が見込まれるとのこと。