緑黄色社会・長屋晴子「制作が楽しくなってきて、プレッシャーも薄まって…」約2年ぶりとなるアルバム『Channel U』制作裏話を語る
ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。2月22日(土)の放送は、緑黄色社会の長屋晴子(ながや・はるこ / Vo.&Gt.)さんと穴見真吾(あなみ・しんご / Ba.)さんが登場! 2月19日(水)にリリースされたニューアルバム『Channel U』について語りました。

ジョージ・ウィリアムズ、穴見真吾さん、長屋晴子さん、安田レイ

◆楽しみながら制作

――約2年ぶりのニューアルバム『Channel U』は、どのように作っていったのでしょうか?

長屋:この2年近くのあいだに芯となる曲が集まってきたので、その子たちを柱にして“名刺のように(バンドのことを)より伝えられるアルバムを作ろう”という意識で作っていきました。

穴見:僕も“必聴盤を作ってやろう”という気持ちでした。

――この2年間で、緑黄色社会はアリーナツアー「リョクシャ化計画2023-2024」やドラマ・映画のタイアップもありましたが、そのなかでのアルバム作りはいかがでしたか?

長屋:初めて(アルバムの)構想を練るときとかは“本当にいいものを作らないと”っていうプレッシャーはあるんですけど、作り続けていくうちに“楽しさ”が勝ってきたというか。だんだん制作していることが楽しくなってきて、プレッシャーも薄まってきました。

穴見:アルバムを作ってきたなかで一番楽しかったかもね。

長屋:そうだね。

――“楽しかった”というのはどうしてだと思いますか?

穴見:タイトルや曲順の構想を練るのは大変だったんですけど、今回はシングルでリリースした楽曲プラス“1人ずつリーダーになって1曲ずつ作る”ということをやったんですよ。なので、柱になる部分もありながら、自由に作った部分も大きくて、それがすごく楽しかったです。

◆緑黄色社会のセットリスト作りは大変!?

――全国ツアー「Channel U tour 2025」が3月8日(土)の千葉県・市原市市民会館 大ホールからスタートします。緑黄色社会の楽曲は、いろいろなジャンルがあるだけにセットリストを考えるのは大変ではないですか?

長屋:そうですね。曲数が増えてきたっていうのもあって、どれを入れるのか、どういう流れにするのかを結構メンバーと話します。

穴見:ミーティングはめっちゃ重ねるよね。

――セットリスト作りは何を基準に決めていますか?

長屋:まずは芯を決めていくというか。例えば、絶対に入れたい曲から考えていって、次にその曲に合う曲を考えたり……。

穴見:“こういうシーンを見せたい!”って考えることもありますね。「ここでソロっぽいことをやりたいから、こういうふうに組もう」とか。

――メンバーの皆さんが“ライブでこんなことがやりたい!”って要望するものは、すぐに実現できるものですか?

長屋:できないこともありますよ。私たちの夢というか、非現実的なものも伝えているので、「それはできないです」って言われちゃうこともあります。でも、(会場が)アリーナとかだと照明の数も違ったりして、そのぶん演出の幅も増えるので、できることはだんだん増えてきたよね?

穴見:昔よりはわがままを聞いてくれます(笑)。

――地元・愛知県は、3月22日(土)と23日(日)に愛知芸術劇場 大ホールでおこなわれます。自分たちのルーツとなる場所で、どんなライブにしたいですか?

長屋:『Channel U』というアルバムが、すごくコンセプトのある作品になったので、その世界観を表現できるように考えています。

次回3月1日(土)の放送は、KREVAさんをゲストに迎えてお届けします。

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<番組概要>

番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN

放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット

放送日時:毎週土曜 13:00~13:55

パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/cdj/