2月9日(日)、16日(日)、23日(日・祝)の放送は、1月12日に開催された、木村拓哉のアルバム『SEE YOU THERE』リリース記念 プレミアムイベントにておこなわれた公開収録の模様をオンエア。会場のリスナーから事前に寄せられた質問や相談などに木村が答えました。2月16日(日)の放送では、木村が「歌うこと」への思いを語りました。
<リスナーからの質問>
2024年のライブツアー、本当に最高で感動しました。今後、ドラマや映画はもちろん音楽活動(ライブ)も、ぜひ続けてほしいなと思っています。今の時点でのキャプテン(※当番組での木村の呼称)の歌うこと、踊ることに対する思いを聞いてみたいです。(埼玉県53歳 女性)
この質問に木村は「やっぱり歌うことって集中力もすごく必要。でも、レコーディングスタジオでマイクに向かって音源を作っていく作業は、すごく苦手。ヘッドホンで自分の声を聴きながら、歌っている最中に『あ、今(音程が)外れた』とか分かるんです。その“できなさ加減”が、たまに自分の中ですごくストレスになって、イライラしてくるようなときもある」と明かします。
一方で、お客さんが入った状態の実際のライブをイメージしながら歌ったときは、レコーディングスタッフから「今、何か変えました?」「さっきの歌い方と全然違いますが、今のほうがいいと思います」と言われるぐらい格段に良くなるそうで、「やっぱりこういうのって、そのまんま分かりやすく自分が出るタイプなんだな」と分析。
「自分の中で、『できないな』とか『またか……』みたいな方向に進みそうなときは、ステージ上の自分をイメージするより、客席にいてくれるみんなのことを勝手に想像してやってみると、内容もすごく良いほうに変わっている」と続けます。
「なので、(レコーディングの目的が)データ(音源)を作るということではなく、やっぱり『人に届ける』という(ことだと思います)。ドラマや映画のセリフじゃないですけど、相手に対して思ったこと、感じたことをその場でセリフとして言うじゃないですか。それとすごく近いというか。(僕の音楽を)聴いてくれる人、一緒に歌ってくれる人がいてくれる場合、自分はその人に向かって何かを発すればいいのかな、って思っております」と語りました。
番組では他にも、「踊ること」への思いを語る場面もありました。
<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送日時:毎週日曜11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/flow/