2月14日に3rd写真集『プレパレーション』(3,520円 A4判/128 ページ KADOKAWA)を発売した女優・本間日陽にインタビュー。写真集の見どころを聞いたほか、NGT48を卒業してから最初に出演したドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)の主演・木村拓哉との共演についても振り返ってもらった。

  • 本間日陽

2nd写真集『陽射し色』と違っているポイント

――3作目の写真集発売おめでとうございます! 2nd写真集『陽射し色』から一年という期間での発売です。

写真集の発売が決まったときは、ちょうど2nd写真集のイベントがひと段落したときだったので、2nd写真集をやり切ったぞ〜! という達成感が強くて。すごくうれしかったんですけど、次の写真集は何をしたらいいんだろう? という戸惑いもありました。

――一年間では見た目の変化もあまりないですしね。

まさにそこが一番悩んだところで、発売から一年でどういう違いを前作から出せるのかという不安がありました。でも、全編バリでの撮影になったので、ロケーションからだいぶ違いますし、南国らしい衣装を選べたこともすごく楽しかったです。

――B5判でエッセイも収録されていた前作とは仕様が変わり、今作はA4判で写真のみの構成となりました。

今回は最初から最後まで写真にさせてもらったので、バリで過ごした時間がたっぷりと伝わるんじゃないかなと思います。文化や土地、気候の違いも写真を見てもらうと分かると思うんですけど、私自身、海外に行く経験があまりなかったので、撮影前にせっかくバリだから、めちゃくちゃ楽しもう! と思って(笑)。そういう楽しんでる姿であったり、素の自分をたくさん出すことができました。

――バリでの撮影を楽しんでいるのが伝わってきました!

2nd写真集は一緒に旅をしている感じを大切にしたいと思っていたのですが、今回は初めてのバリを楽しもうとしていたこともあって、黄色い衣装で笑ってるカットや、オブジェのポージングをマネしてるカットのように、茶目っ気のある写真がたくさんあります。そこも前作とは違っているポイントかなと思います。

自画自賛カットと大人っぽいカット

――オブジェのポージングをマネしているカットは表情も良くて、すごくキュートだなと思っていました。本当にかわいいカットばかりなのですが、その中でも「これは我ながらかわいい!」と思わず自画自賛してしまうカットを挙げるなら?

自画自賛カットですか! そうだなあ……オレンジのキャミソールでお花に埋もれてるカットかな。レースを頭に巻いているスタイリングは今回挑戦してみたかったもので、フレッシュでファッショナブルな雰囲気も出せたらいいなと思いつつ、スタイリストさんと相談させていただいて、今回、写真集の中に入れることができました。

――花と衣装の色味が合っているのも素敵です。

そうなんです! このお花の南国感がすごく好きで、「ここで撮影したいです!」と提案させていただきました。日本で衣装を選んでいたときは、南国とは言え、ちょっとやり過ぎかなと思っていた衣装も、バリで実際に着てみると、ロケーションにぴったりと合っていて、すごく良かったです。

――続いて、大人っぽいカットを挙げるなら?

黒の部屋着をイメージした衣装に、オールバックのポニーテールとシアな赤リップを合わせたカットは大人っぽいなと思います。分かりやすくランジェリーや水着じゃないルックで、この大人っぽい感じを出すことができたのは、自分の中でも新しい挑戦だったと思いますし、この衣装の先行カットが出たときに、男性女性問わず反響がすごく大きかったんですよ。「大人っぽい」と言ってもらえて、それがすごくうれしかったです。