レバテックは2月12日、「生成AI時代における、IT人材の採用動向と働き方に関する調査」を発表した。調査は2024年11月22~29日、IT人材を採用する企業担当者1,000名とIT人材3,000名を対象にインターネットで実施された。
生成AI出現前と比較し、エンジニアに求めるスキルが変化したと思うか尋ねたところ、43.9%が「思う」と回答した。
重要になったと感じるスキルは「コミュニケーションスキル」(48.3%)、以前ほど重要でなくなったと感じるスキルは「プログラミングスキル」(26.0%)が最も多かった。
業務での生成AIを活用したことがあるか聞くと、46.7%が「ある」と答えた。よく使用しているものは、「ChatGPT」(85.7%)が圧倒的に多かった。
生成AIの活用方法としては、「実装(コーディング)」(33.2%)が最も多く、「開発以外の業務改善」(31.3%)、「提案/営業(文章作成・要約)」(26.8%)が続いた。
現職で生成AIが導入されていると答えた人のうち、54.3%が「業務が効率化された」と回答している。
生成AIに対するイメージについて尋ねると、69.7%のIT人材が「ポジティブ」「どちらかというとポジティブ」と回答。
理由は「業務の効率化が期待できるから」(51.8%)が最も多い。一方、30.3%は「ネガティブ」「どちらかというとネガティブ」で、最も多い理由は「ディープフェイクの悪用リスク」(36.5%)だった。