佐々木彩夏「“まだ学校に行くよ!”の気持ちで歌っていました」自身が高校生の頃にリリースされた大槻ケンヂ作詞の“ももクロ楽曲”とは?
ももいろクローバーZのメンバーがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!TOP10」。この番組は、ももクロとナビゲーターの清野茂樹アナウンサー、そして全国のリスナーが一緒に作る“選曲テーマ別オリジナルTOP10チャートプログラム”です。毎回テーマを設けて、みなさんからのリクエストを集計した“番組オリジナルTOP10チャート”をカウントダウン形式で発表していきます。

2月2日(日)の放送では、“かなこ”こと百田夏菜子、“あーりん”こと佐々木彩夏、清野アナウンサーの3人で「なんだか新鮮! セルフリメイクソングTOP10」をお届けしました。

(左から)ももいろクローバーZの“あーりん”こと佐々木彩夏、“かなこ”こと百田夏菜子、“れに”こと高城れに、“しおりん”こと玉井詩織

◆第8位:「労働讃歌」(筋肉少女帯)

かなこ:オリジナルの「労働讃歌」は、私たちももいろクローバーZが歌いました。こちらは、この曲の作詞を手がけていただいた大槻ケンヂさん率いる筋肉少女帯のバージョンです。

あーりん:めちゃくちゃカッコいいよね!

清野:ももクロバージョンとは、またガラッと印象が変わりますね。大槻さんも、「同じ曲でも、ももクロが歌うのと筋肉少女帯が歌うのとでは(聴こえ方が違って)歌詞の意味合いも変わるのが面白かった」とおっしゃっています。

あーりん:なるほど。

清野:確かに、歌う人によって歌詞の意味合いが変わりますよね。

あーりん:私たちと筋肉少女帯の皆さんでは、性別も違えば年齢も、やってきた歴も違うので、その2組が歌うからこその差はありますよね。

かなこ:自分で歌っていても(タイミングによって)聴こえ方が変わったり、意味合いが変わったりすることもありますから。

あーりん:この曲を出したとき、私は高校生だったので“まだ学校に行くよ!”の気持ちで歌っていましたからね(笑)。

清野:“まだ労働が体に染みついていない”というか(笑)。せっかくですから、ももクロのバージョンも聴いてみましょう。

――ここで「労働讃歌」(ももいろクローバーZ)をオンエア♪

清野:こちらは2023年のライブバージョン(「代々木無限大記念日Live at 国立代々木競技場 第一体育館 2023.5.17」)ですね。このときにはもう(労働が)染みついている?

あーりん:もう染みついていますね、働くしかないです(笑)。

かなこ:“みんなと同じ気持ちだよ”という気持ちで。

あーりん:逆に「ワニシャン(ワニとシャンプー)」の“終わらない宿題”という歌詞とかを歌うと、“そんな頃もあったなぁ……”ってエモくなってきていますから。

清野:やっぱり、歌う年齢によっていろいろ変わってくるんですね。

かなこ:それが音楽のいいところでもありますよね。

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<番組概要>

番組名:ももいろクローバーZのSUZUKIハッピー・クローバー!TOP10

放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット

放送日時:毎週日曜 16:00~16:55

パーソナリティ:ももいろクローバーZ、清野茂樹

番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/clover/