日本テレビ系では、多様性をテーマにしたキャンペーン『カラフルDAYS』を、11~16日に実施する。

  • SHELLY

性的マイノリティー当事者や障がいのあるメンバーなど、多様な社員たちにより企画・提案されたこのキャンペーンは、『24時間テレビ』や『Good For the Planet』などを実現してきた中で、新たな社会への取り組みとして、『Colorful Weekend』と題して昨年初めて3日間実施。2回目となる今回は、6日間にスケールアップして展開する。

キャッチフレーズは、「ちがうって、どきどきするね。」に設定し、特別番組、映画番組、13のレギュラー番組で放送。さらに、HuluとBS日テレでも連動企画が行われる。

11日(15:50~)には、SHELLYがMCを務める『Colorfulライフラリー ~人生ってみんな違ってスバラシイ~』を放送。日テレの番組が伝えてきた人々の人生をイッキ見し、その人たちの「現在」を追跡する。

SHELLYは、多様性キャンペーンの2回目の実施について、「私は個人的にも情熱を持って伝えたいと思っている話題の一つ」とし、「今の世の中、すごくいろんなことが変わってきている中で、もう『多様性って何なんだろう?』、『どういうところで気をつけなきゃいけないんだろう?』というのをもっと具体的に知りたいっていう人もすごく増えていると思うので、そういうことをどんどん発信できたらうれしいなと思っています」と語っている。

今回の特番は2回目となるが、「いろんな家族の形とか、家族のあり方みたいなものをみんなで見ながら、自分に重なる部分はすごく共感したり、こんな大変なことがあるの?ということを知ることもできる」とし、「いろんな状況にいる人たちのことを知るというだけでも感覚が変わると思うので、すごくみんなに観てほしいと思う番組です」と期待を寄せた。

12日(24:59~)深夜には、多様性のメッセージが込められた映画として『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(17年、アメリカ)を放送。テニス界の男女平等をめぐる闘いのドラマを、70年代に実際にあったエピソードから描く伝記映画だ。

放送の冒頭では、ナビゲーターゲストにバービーが登場。このキャンペーンの発案者の1人で、映画プロデューサーの社員・谷生俊美氏が映画の見どころを紹介し、2人でトークを繰り広げる。

キャンペーンテーマ曲には、自分らしい生き方とスタイルで活躍する氷川きよしの「WALK」。この曲は、氷川自身が作詞し、復帰後初のコンサートツアーでも1曲目に披露された、思い入れの強い作品だ。

この歌詞について、氷川は「自分のいろいろな経験とか悩んだものを前向きにしていける歌詞を書きたいと思って、いろいろな方、多種多様な方に届くような、そういう方たちと悩みや苦しみを共有できるような歌詞を書きたいと思って書きました」とコメント。今回のキャンペーン起用について、「支えてくれた人に感謝したり、その中で前向きに、あしたに向かって歩んでいこうっていう気持ちを書きまして、そういう曲がこうやって番組で流していただけるというのは本当にありがたいことですし、とてもうれしいです」と喜びを語った。

また、自分らしく生きることについて、「やっぱり自分らしく生ききれないですよね、なかなか。社会の中で生きているとみんなに合わせなきゃいけないとか、変わっている人と思われたくないから演じないといけないと思って生きている人もたくさんいると思う」とした上で、「まずは命を大切にして、自分を認めて『これでいいんだ』って、色々なことを言われるかもしれないけど、その中でも強く、自分を貫くことが大事だと思います」と、エールを送った。

同曲は、12日に放送される『DayDay.』に氷川が出演して生披露される。

レギュラー番組の参加番組は、以下の通り。

『Oha!4 NEWS LIVE』『ZIP!』『DayDay.』『ストレイトニュース』『ヒルナンデス!』『news every.』『news zero』『上田と女が吠える夜DEEP』『ズームイン!!サタデー』『Going! Sports&News』『シューイチ』『サンデーPUSHスポーツ』『真相報道バンキシャ!』