世界有数の冷凍フライドポテトメーカー「マッケイン・フーズ」の日本支社がこのたび、新たな主力製品の展開を開始した。日本初上陸を果たした「シュアクリスプ マックス(SureCrisp MAX)」である。サクサク食感を極限まで追求したというこの商品の試食会が1月14日、東京・新橋で実施された。

マーケティングマネージャーの安念剛さんは、100人以上の一般消費者を対象に行なったという調査結果に基づき、「(シュアクリスプ マックスの)外側の衣のカリカリ感が非常に美味しいという感想が98パーセントにも上りました」と新商品の展開に手応えを示した。

調理30分後でもおいしい!「シュアクリスプ マックス」日本初上陸

マッケイン・フーズは、フライドポテトやスナック製品を中心に展開する世界最大規模のメーカーで、1957年にカナダのニュー・ブランズウィック州で創業した。現在は世界中に54もの製造拠点を構え、160以上の国と地域に製品を提供。「世界で食べられているフライドポテトの4本に1本はマッケイン・フーズの製品」と言われるほどの世界シェアを誇っている。

  • 日本マッケイン・フーズのアンソニー・ロビンソン代表取締役社長

日本マッケイン・フーズの代表取締役社長・アンソニー・ロビンソン氏によると、日本でフライドポテトが急速に普及し始めたのは1970年代、当時は欧米系ファミレスチェーンの影響が大きかったという。80年代以降はあらゆるレストランで提供されるようになって一般葬にも定着。以降も輸入量は増加の一途を辿った。

「冷凍ポテト製品の総輸入量はずっと拡大していて、1990年代には10万トンだったのが、2024年度には40万トンを超えています。国別に見ても日本は9位と、世界的なフライドポテト消費国となっているんです」(ロビンソン社長)

さらにロビンソン社長は、「マッケイン・フーズではプライドポテトだけではなく、ハッシュドポテトやポテト以外の製品もいろいろ展開しており、多くの製品が日本でも供給可能な状態となっています」とさらなる展開に意欲を見せた。

  • マーケティングマネージャーの安念剛さん

マーケティングマネージャーの安念さんによると、日本のフライドポテト市場の約7割は油で揚げた後に味を付ける“プレーンタイプ”が占めているが、同社では事前にバッター(衣)でコーティングした商品を主力に据えており、新たに展開する「シュアクリスプ マックス」もこのタイプに該当すると説明する。

「シュアクリスプ マックスはマッケイン・フーズの独自製品。自ら開発したバッターを均等にコーティングすることで非常に強いサクサク感が長持ちするという特徴があります。 揚げたてのサクサク食感が30分経っても継続するので、イートインだけでなく、テイクアウトやデリバリーなどでもベストなパフォーマンスを発揮できる製品となっています」(安念さん)

日本マッケイン・フーズが100人以上の一般消費者を対象に行った調査によると、調理直後のシュアクリスプ マックスを食べた人の96%が「おいしい」と答え、調理から30分後でも89%の人が「おいしい」と回答。一方、従来品の「シュアクリスプ」や一般的なフライドポテトの場合、調理から30分後になると「おいしい」と回答する人の割合が62%程度に留まったという。

「実際に食べたあとの感想としても、『外側の衣のカリカリ感が非常においしい』という感想がシュアクリスプ マックスは98%で、従来のポテトは56%。この製品を優位性というのもが100名以上の消費者の皆さまによって実証されました」(安念さん)

実際に試食してみると、確かにこれはプレーンタイプのフライドポテトとは別物であることがわかる。ポテトは冷えた状態なのに衣はかなりサクサクしていてクリスピー。そのギャップに軽く驚かされるとともに、これならテイクアウトやデリバリーでもまったく問題なくおいしいフライドポテトが味わえるだろうと納得。一本一本が大きく切られていて食べごたえもあるし、ビールのおつまみなどにも最適だろう。日本でフライドポテトは「ハンバーガーの付け合わせ」といったイメージも根強いが、これなら主役として単体で楽しめるに違いない。

  • 「シュアクリスプ マックス」を取り扱う飲食店では、お店独自の味付けで提供するパターンも

現在、東京、名古屋、大阪の計51の飲食店で「シュアクリスプ マックス」が食べられるキャンペーン「サクサクポテトフェア」を開催中。期間は2025年1月30日(木)まで。ぜひこの機会に、日本に初上陸した「シュアクリスプ マックス」のダイナミックなおいしさを味わってみてほしい。