甲斐拓也のFA人的補償は? 巨人のプロテクトリスト28人を徹底予想。ソフ…

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 福岡ソフトバンクホークスからフリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也が読売ジャイアンツへの移籍を決断した。甲斐はFA制度においてBランクに該当するとみられており、ソフトバンクは巨人に「金銭補償のみ、または人的補償の選手1名+金銭補償」を求めることができる。ここでは、巨人のプロテクトリスト28人を予想した。

 

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投手:15名

 

 まずは投手のプロテクト予想だ。投手は15名を選出した。

 

 先発陣ではまず、山﨑伊織、戸郷翔征、井上温大の3投手は間違いなくプロテクトされるだろう。

 

 

 加えて、赤星優志や堀田賢慎といった、先発として起用された投手もプロテクト入りを予想。メジャー移籍した菅野智之の穴を埋める活躍が期待される。

 

 中継ぎ陣では、2025年のセットアッパーとして期待される大勢、新人王に輝いた船迫大雅、4年連続50試合登板の高梨雄平、35試合の登板で防御率1.93をマークした泉圭輔など、ブルペンを支えた投手をプロテクト。

 

 また、2024年は不本意な結果に終わった中川皓太も、本来は勝ちパターンの一角を担う存在なだけに、リストアップした。

 

 そのほか、2023年ドラフト1位入団の西舘勇陽をはじめ、又木鉄平、横川凱、平内龍太、京本眞といった若手有望株もプロテクト入りを予想した。

“当落線上”と目される投手は…?

 

 2024年にリーグ優勝を成し遂げたチームだけに、実績豊富な選手が多く、やむなくリスト外となった選手も存在する。ここでは、プロテクト当落線上に位置すると思われる投手を取り上げたい。

 

田中千晴

 

 ルーキーイヤーの2024年は30試合に登板した田中千晴も、やむなくプロテクト外とした。

 

 国学院大から2022年ドラフト3位で入団し、プロ1年目は30試合の登板で2勝3敗3ホールド、防御率5.51を記録。

 

 しかし、2024年は3試合の登板にとどまり、オフには右肘のクリーニング手術を実施するなど、不本意なシーズンを過ごした。

 

 それでも、189センチの長身から繰り出される150キロ超のストレートは大きな魅力となるだけに、プロテクト外となれば注視され得る存在だ。

 

 

伊藤優輔

 

 プロ4年目の2024年、念願の一軍デビューを果たした伊藤優輔。一軍実績の少なさと27歳という年齢を鑑みて、泣く泣くプロテクト外と予想した。

 

 2020年ドラフト4位で入団も、プロ1年目のオフに右肘内側側副靭帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受け、育成契約に。

 

 2024年のシーズン途中に支配下復帰し、一軍では8試合の登板で防御率1.04の数字。二軍でも40試合の登板で4勝0敗14セーブ、防御率1.29の好成績を残している。

捕手:3名

 

 続いては捕手だ。球界を代表する捕手・甲斐拓也が加わるため、難しい判断となるが、ここでは3名の捕手をプロテクト予想した。

 

 2024年シーズン、チーム最多の73試合でスタメンマスクを被った岸田行倫は、プロテクトされるだろう。2025年は激しい競争が予想されるが、新加入の甲斐とともに捕手陣を牽引する活躍が期待される。

 

 

 そのほか、打力を生かして一塁手としても出場する大城卓三、次期正捕手候補に挙がる高卒5年目の山瀬慎之助も外せない存在だ。

 

 捕手のプロテクトは、甲斐と異なる役割、年代の選手を予想した。

内野手:6名

 

 内野手からは、6名をプロテクト予想した。

 

 岡本和真を筆頭に、吉川尚輝、門脇誠、坂本勇人のレギュラークラス4名は当然プロテクトされるだろう。

 

 

 現在は主に二遊間のバックアップを担う中山礼都も、2024年は飛躍の兆しを見せたこともあり、プロテクト入りとした。

 

 そのほか、2024年は苦しいシーズンとなったが、2023年は2桁本塁打を記録した秋広優人のプロテクト入りも予想した。

外野手:3名

 

 外野手からは、4名のプロテクトを予想した。

 

 レギュラーの1人である丸佳浩は、プロテクトの可能性が高そうだ。35歳を迎えた2024年も14本塁打を放ち、12年連続で2桁本塁打をクリアするなど、衰えを感じさせない成績を残している。

 

 

 そのほか、萩尾匡也、浅野翔吾といった若手有望株もプロテクトを予想。

 

 2024年に自己最多の68試合に出場し、存在感を示したオコエ瑠偉も、プロテクト入りと考える。

“当落線上”と目される野手は…?

 

 2024年にリーグ優勝を成し遂げたチームなだけに、実績豊富な選手が多く、やむなくリスト外となった選手も存在する。ここでは、プロテクト当落線上に位置すると思われる野手を取り上げたい。

 

小林誠司

 

 甲斐拓也の加入に伴い、正念場となるのが、小林誠司だ。2017年にはゴールデングラブ賞に輝くなど正捕手として活躍したが、近年は出場機会が減少。

 

 2024年は42試合の出場にとどまり、打率.152に終わった。主にバッテリーを組んでいた菅野智之がメジャー移籍となるだけに、リストから外れている可能性も否定できないだろう。

 

 

泉口友汰

 

 ルーキーイヤーの2024年は66試合に出場した泉口友汰。開幕から一軍に名を連ね、不振の門脇誠に代わって一時はレギュラー格となったが、ポジションを奪いきれなかった。

 

 また、2024年ドラフト会議で浦田俊輔(九州産業大)など、多くの内野手を指名していることを鑑み、プロテクト外と予想した。

 

佐々木俊輔

 

 ルーキーイヤーの2024年は「1番・中堅」で開幕スタメンに抜擢された佐々木俊輔も、人数の関係でプロテクト外と予想した。

 

 2024年は最終的に59試合の出場で打率.231に終わり、佐々木より多くの出番を得たオコエ瑠偉や年代の若い萩尾匡也、浅野翔吾といったプロスペクトを優先する形となった。

【表】巨人のプロテクトリスト予想

 

 

 

 

 

 

【了】