今回は、会話が続かない人の原因・特徴を解説します。「会話を続けられなくて疲れた……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

会話が途切れたときに使える雑談ネタも紹介するので、会話上手になりたい方は要チェックです。

会話が続かない人の原因・特徴は?

  • 会話が続かない原因は?

    本記事では会話が続かない原因とその改善策を紹介していきます

まずは、相手と話していて会話が続かない根本的な理由について考えていきましょう。いろいろな原因を考察することも大切ですが、相手の会話内容に積極的に興味をもつと話が弾むようになりますよ。

受け身の姿勢で会話に参加している

会話とは言葉のキャッチボールです。どちらかが一方的に話している状態では会話は成り立っていません。聞き役に徹してばかりいると相手から「興味がないのかな」と思われてしまうことも。

会話で気になることが出てきたら、質問をする姿勢も大切です。

会話の内容と全く関係のない行動を取っている

スマホを見たり音楽を聞いたりしながら会話に参加していると早く会話を終わりにしたいように見えてしまいます。急用でメールを返す必要がある場合も、会話中にひとこと相手に断るのがマナーです。

相手からの質問に一言のみで答えている

相手からの質問に対して、イエスかノーで答えているだけでは会話の話題がそれ以上は広がりません。緊張をしている場合でも少しずつ会話を継続するための努力をしてみましょう。

質問に関連した簡単な話題を提供するだけでもお互いに満足できる会話になりますよ。

本音を隠している

相手に嫌われたくない、もしくは雰囲気を壊したくないといった理由から、自分の本当の気持ちを隠して会話に参加することもありますよね。そのような我慢が続いてしまうと、一時的に会話が続いたとしてもいつかは会話自体に苦痛を感じるようになってしまいます。

会話の内容が噛み合っていない

会話の内容が漠然としていたり、お互いの着眼点が異なると話している途中で違和感を覚えるようになります。いわゆる「話が噛み合わない」状態です。

これでは会話を楽しく続けるのは難しくなるので、仕切り直して別の話題を探すか、お互いの頭の中を整理してから会話を続けることをおすすめします。

会話をスムーズに進めるコツ

  • 会話をスムーズに進めるコツ4選!

    話し方を工夫するだけでも会話は盛り上がります

ここからは、実際に会話をスムーズに進めるためのヒントを紹介していきます。無理に会話の話題を変えるのではなく話し方を工夫するだけでも盛り上がるきっかけにつながることもあります。

緊張していることを最初に伝える

人と話すことに苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。緊張することは決して悪いことではありません。会話の前に「緊張しているから途中で話が途切れるかもしれない、ごめんね」と伝えてみましょう。

自分の気持ちも整理できますし、相手も緊張に配慮してくれて穏やかな雰囲気で会話が進められるかもしれません。

相手の話のテンションに合わせて聞き上手を目指す

会話において言葉のキャッチボールは大切ですが、無理して自分からおもしろい話題を提供する必要はありません。話題づくりが難しい場合は相手のペースに合わせてみましょう。

相手の話をしっかりと聞き、適度なタイミングで質問を返すだけでも十分に会話として成立します。

「5W1H」を意識して会話に具体性を取り入れる

5W1HとはWhen(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)を意味しています。これらの情報を会話に盛り込むことで、相手はスムーズに内容を理解してくれるようになります。

会話でうっかり主語などが抜けてしまい、相手に言いたいことが伝わらないという場合はぜひ意識してみてください。ビジネスシーンでも活用できるコミュニケーション方法です。

ただ相槌を打つだけでなく「オウム返し」で返答する

「オウム返し」とは相手の言葉をそのまま繰り返す、会話のテクニックのひとつです。話の要点を復唱することで相手の言った言葉を確認できるメリットがあります。また、相手の話に共感している姿勢をみせることもできます。

ただ、「オウム返し」を何度も繰り返すと相手が不快に思う場合もあるので、タイミングをみて活用しましょう。

会話が続かないときに使える! おすすめの雑談ネタ

  • 会話が続かないときに使える! おすすめの雑談ネタ

    雑談のネタをストックしておくと会話をスムーズに進められます

会話を続けるために必要なのはトークのスキルではなく、相手との距離を近づけることです。雑談のネタをストックしておくと、その場の緊張感がほぐれてその後の会話が進めやすくなることもありますよ。

季節や天気の話題から会話を始める

初対面の人との会話など、緊張感のある場面で本題に入る前に行われる雑談を「アイスブレイク」といいます。氷を崩すように緊張をほぐすことが目的で、身近な話題で雑談を行います。

特に季節や天候の話題は相手の性別年齢関係なく使えるので覚えておいて損はありませんよ。

趣味や好きなことを質問する

友人や知人との雑談でおすすめなのが、趣味に関する質問です。相手に関心を持っていることも伝わりますし、趣味が似ていればその後の会話も断然盛り上がります。自己紹介を行う感覚で、はじめに自分の趣味を伝えてから相手に質問すると、雑談の流れもよりスムーズになりますよ。

共通の知人がいればその人の話をする

職場や学校など、同じコミュニティーの人と雑談する場合は、共通の知人の話をすると自然に会話が弾むこともあります。噂話や悪口は避けて「〇〇さん、話していて面白いよね」というようなポジティブで楽しい内容を選びましょう。

目の前にあるものを話題に出す

会議室や電車の中、カフェなど会話をする環境はさまざま。目の前に見えている何気ない風景をそのまま雑談の話題に出してみるのもひとつの方法です。同じ景色を見て会話をすると心が通いやすくなるともいわれています。

仕事の話をする

職場の同僚や上司との雑談に最適なのは仕事の話です。業界の最新ニュース、プロジェクトの進捗状況など仕事関連の話題は豊富に揃っていますよね。何気ない雑談でも相手との信頼関係が構築できる可能性もあります。

業務時間外で仕事の雑談をしすぎると相手に嫌がられる場合もあるので、様子を見ながら取り入れてみましょう。

【まとめ】会話が続かないときは焦らずに! 気軽に話せる雑談を楽しんでみて

  • 【まとめ】会話が続かないときは焦らずに! 気軽に話せる雑談を楽しんでみて

    会話が続かないと焦るのではなくまずは雑談を楽しんでみましょう

会話が続かないと焦ってしまい、言葉に詰まってしまうこともあります。そのようなときはいったん落ち着いて、季節や天気の話題など気軽に話せる雑談から会話を進めてみましょう。事前に相手に聞きたいことをリストアップしておくのもおすすめですよ。

難しく考えずに「会話を楽しむ」という気持ちも大切にしてみてくださいね。