“移籍”か“残留”か…今オフのFA有力候補(3)藤川新監督への”朗報”に

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 プロ野球のストーブリーグで大きな話題となるのが、フリーエージェント(FA)戦線だ。昨オフは山﨑福也、山川穂高、西川龍馬の3選手がFA権を行使し、国内移籍を決断した。今年も多くの選手がFA権を保有しており、動向が注視されている。そこで今回は、今オフのFA有力候補を紹介したい。

 

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糸原健斗(阪神タイガース)

・投打:右投左打

・身長/体重:175cm/78kg

・生年月日:1992年11月11日

・経歴:開星高 - 明治大 - JX-ENEOS

・ドラフト:2016年ドラフト5位

 

 国内FA権の行使が注目されていた糸原健斗だが、熟考の末、チームへの残留を選択した。

 

 2016年ドラフト5位で阪神タイガースに入団。プロ2年目の2018年に二塁のレギュラーを奪うと、全143試合に出場し打率.286、1本塁打、35打点、出塁率.390の好成績を残した。

 

 

 翌2019年には2年連続となる全試合出場を経験。課題とされていた守備面でも徐々に成長を示し、いぶし銀の活躍で阪神の内野陣を支えた。

 

 しかし、2023年以降は中野拓夢の二塁コンバートなど、チーム事情で代打が主戦場に。昨季は69試合の出場にとどまり、今季は89試合の出場で打率.216、0本塁打、9打点と不本意な結果に終わった。

 

 今季4月に国内FA権を取得しており、出場機会を求めて、FA宣言の道も考えられていた。

 

 それでも、チーム愛を語り、残留を決断。指揮官も変わるだけに、プロ9年目を迎える来季は再びレギュラー奪取を狙うシーズンとなりそうだ。

 

 

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【了】