長すぎる夏のせいで暦の感覚もバグりつつあるが、まもなく師走。れっきとした年の瀬である。実感がまったく湧かないが、1年を締めくくるに相応しい新作が「フレッシュネスバーガー」から登場する。その名も……

「神戸牛バーガー」!!!!

年間の出荷頭数がわずか3,000頭に限られている神戸牛。そんな希少な食材を大胆にも使用したスペシャルバーガーを食べれば、さすがに年末らしいスペシャル感を体感できるに違いない!

ということで、今回はちょっとフライング気味に試食することができたので、さっそくレポートしよう。

極上の赤身肉の上質な旨みが凝縮!「神戸牛バーガー」登場

  • フレッシュネスバーガーから「神戸牛バーガー」登場する

店内調理にこだわったハイクオリティのバーガーが手軽に味わえる人気チェーン、フレッシュネスバーガー。2024年は「世界のグルメを大人の本格バーガーに」をテーマに、シンガポール、タイ、イタリア……などなど、世界各国の人気メニューをオマージュし、期間限定バーガーとして再現してきた。

おそらく全メニューを食べてきたが、本当にどれも甲乙つけがたかった。衝撃度で言えば、チリクラブをまるまる使った「シンガポールチリクラブバーガー」かもしれないし、銀だらを使った「銀だらグリエのフレンチバーガー」にも大人の本気を見た。もう随分前のことのように感じるけど、あれもこれも2024年のメニューか……。もうガチで2024年も終わるんだなぁ。

……で、そんな年末っぽい特別感を存分に感じさせてくれる期間限定バーガーが、12月4日から登場する「神戸牛バーガー」と「神戸牛チーズバーガー」である。そう、年間テーマである「世界のグルメを大人の本格バーガーに」の終着点はここ日本。高級食材として世界的に名を馳せる神戸牛を使ったバーガーで1年を締めくくるってワケだ。

フレッシュネスバーガーは2014年から和牛を使った期間限定バーガーを展開しており、神戸牛を使用するのは今回で5回目。

軽くおさらいしておくと、神戸牛は兵庫県産の黒毛和牛「但馬牛」の中から厳選されたブランド牛で、年間出荷頭数はわずか3000頭と希少。今では世界中で評価を高め、昨年は輸出額も前年比で大幅に増加。いよいよ手が届かないところにいってしまいそうな予感……。

前置きが長くなったが、今回はそんな神戸牛を使った「神戸牛チーズバーガー」を実食! 使用しているチーズはレッドチェダーだそうだ。

見た目は「ただひたすらウマそうなチーズバーガー」って感じだけど、これ神戸ビーフなんだよな……。なんか畏れ多いような……。

まぁ、とにかくいただきましょう! バクッ。

…………ヤバい…………。これは…………、超〜〜〜〜上質…………!!!!!!!!!

めちゃくちゃ風味というか、極上の赤身肉の上質な旨みが凝縮しているというか……超〜ジューシーで、もはやみずみずしさすら感じる。食感は柔らかく、ふっくらしている。

うぅぅぅぅぅうんまぁぁぁぁぁああ……。これ、「うっめぇぇぇぇぇええ!!!!」みたいにテンションがブチ上がるタイプというよりは、一口一口をしっかりと噛み締めて味わいたくなるタイプだ……!

神戸牛の旨みはもちろん最高なんだけど、味付けもヤバい……!! ソースは和風バルサミコソースと特製てりやきソースを店内で混ぜて作り出しているらしい。バルサミコソースの酸味と醤油のコクのバランスが絶妙で、レッドチェダーチーズのふくよかな味わいともマッチ。しかもなんと、わさびマヨネーズまでトッピングされているというではないか。

確かにわさびのピリリッとした刺激が若干、舌に残る。アクセントとして大葉も敷かれており、この清涼感たっぷりの“和風薬味コンビ”がアクセントとして味を引き締めている。惚れ惚れしちゃうんですけど……。

ちなみに、神戸牛バーガーと同時発売されるサイドメニュー「紀州南高梅マヨディップポテト」も激ウマだった!

個人的に梅干しやポン酢が大好きなので、どうしても余計な私情は挟んでしまうが、紀州南高梅とマヨネーズを合わせるというのはマジで革命。「梅マヨ」なんて聞いたことがないけど、これ大発明でしょ! 家でも作れるのかな? 皮付きポテトに合いすぎるし、この酸味が神戸牛バーガーのバルサミコの酸味ともマッチして、見事なペアリングが完成している。うっま〜……。

期間限定ドリンクとしては、熊本県産の柑橘「不知火」とはちみつに漬け込んだレモンを合わせた「不知火クラフトレモネードソーダ」と「不知火クラフトレモネード」も登場する。不知火のシャキッとした酸味と芳醇な風味が立っていて相当美味しかったし、やはり神戸牛バーガーとの相性もピッタリだった。

ここで紹介したメニューはすべて12月4日から販売開始。2025年2月4日まで販売されるようだが、人気が集中して品切れになる可能性もある気がする。「今年も1年、お疲れ様」という意味を込め、年内にありがたくいただいておこう。