野球日本代表侍ジャパン、スーパーラウンド・アメリカ戦の予想スタメンは…

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 第3回WBSCプレミア12が開幕し、野球日本代表「侍ジャパン」は21日にスーパーラウンド初戦となるアメリカ戦に挑む。大会連覇に向け、”日米対決”を制することはできるのか。この記事では、ここまでの試合を踏まえ、アメリカ戦のスターティングメンバーを予想した。

 

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先発投手:髙橋宏斗(中日)

 

 アメリカ戦のマウンドに上がるのは、中日ドラゴンズの髙橋宏斗だろう。大会2連覇に向けて、重要な1戦を託されることになりそうだ。

 

 今季は21試合に先発登板し、12勝4敗、防御率1.38の成績で最優秀防御率のタイトルを獲得。昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも選出され、将来の侍ジャパンのエース候補だ。

 

 

 威力のあるストレートを中心に、決め球のスプリットは髙橋の大きな武器。三振が取れるのも持ち味の一つとなる。

 

 ただ、オープニングラウンドの韓国戦で先発した際は、4回7安打2失点と苦しんだ。今回の登板では、勝負どころで踏ん張れるか注目だ。

捕手:坂倉将吾(広島)

 

 スタメンマスクは、広島東洋カープの坂倉将吾を予想。先発が予想される髙橋宏斗(中日)とは韓国戦でバッテリーを組み、今回もマスクを被ると考える。

 

 

 今季は序盤こそ打撃不振で苦しんだものの、夏場以降から状態が上がった。最終的に121試合の出場で打率.279、12本塁打、44打点をマーク。盗塁阻止率もリーグ3位の.385を残した。

 

 オープニングラウンドでは5試合中4試合でスタメンマスクを被り、打率.455(11打数5安打)、2打点をマーク。持ち前の打撃力を発揮した。

DH:佐藤都志也(ロッテ)

 

 DHには、佐藤都志也(ロッテ)を選んだ。ドミニカ共和国戦で結果を残しただけに、バットでの活躍に期待したいところ。

 

 

 今季は116試合に出場し、盗塁阻止率.187と捕手としては課題を残した佐藤。それでも、打率.278、5本塁打、45打点と打撃成績は大きく向上した。

 

 ドミニカ共和国戦では「8番・DH」でスタメン出場し、3安打2打点をマーク。鮮やかな流し打ちを披露するなど、国際舞台でも成長した姿を見せている。

内野手 

 

一塁:牧秀悟(DeNA)

二塁:小園海斗(広島)

三塁:栗原陵矢(ソフトバンク)

遊撃:紅林弘太郎(オリックス)

 

 内野陣は、上記の顔ぶれになると予想した。

 

 一塁には、牧秀悟(DeNA)を予想。オープニングラウンドの韓国戦では値千金の勝ち越し打を放つなど、計4試合の出場で打率.313(16打数5安打)、4打点と活躍した。得点圏での勝負強さは、チームにとって大きな力となる。

 

 

 二塁には、小園海斗(広島)が入るだろう。オープニングラウンドでは計4試合に出場し、打率.368(19打数7安打)、1打点、3盗塁をマーク。出塁すれば、塁上でも存在感を発揮する選手だ。

 

 三塁は、栗原陵矢(ソフトバンク)を予想。キューバ戦、ドミニカ戦と2試合連続で勝ち越し打をマークするなど、勝負強さを見せた。スーパーラウンドでも、チームを勝利に導く一打を放てるか。

 

 遊撃には、紅林弘太郎(オリックス)を予想。オープニングラウンドでは全5試合中4試合でスタメン出場し、打率.313(16打数5安打)、4打点と打撃の状態も良さそうだ。一方、台湾戦で本塁打を放った源田壮亮(西武)の起用も十分に考えられるだろう。

外野手

 

左翼:佐野恵太(DeNA)

中堅:桑原将志(DeNA)

右翼:森下翔太(阪神)

 

 外野手の3名は、上記の顔ぶれと予想した。

 

 左翼には、佐野恵太(DeNA)を選んだ。激闘となったキューバ戦では、2安打2打点と勝利に貢献。左の強打者として、頼もしい存在だ。

 

 

 中堅には、桑原将志(DeNA)を予想。オープニングラウンドでは打率.188(16打数3安打)に終わったが、台湾戦ではヘッドスライディングを見せるなど、チームを鼓舞するプレーを見せた。

 

 右翼には、森下翔太(阪神)が入るだろう。オープニングラウンドでは全5試合で「4番・右翼」で出場し、打率.571(14打数8安打)、1本塁打、6打点と大暴れ。スーパーラウンドでも勢いそのままに、活躍を期待したい。

予想オーダー

1番(中)桑原将志

2番(二)小園海斗

3番(左)佐野恵太

4番(右)森下翔太

5番(三)栗原陵矢

6番(一)牧秀悟

7番(捕)坂倉将吾

8番(遊)紅林弘太郎

9番(指)佐藤都志也

(投)髙橋宏斗

 

 スターティングオーダーは、上記のような形を予想した。

 

 得点を挙げるためには、やはり1番・桑原将志(DeNA)の出塁に期待したい。オープニングラウンドでは打撃が不調に終わっただけに、より一層の奮起が求められる。

 

 

 クリーンナップには、佐野恵太(DeNA)、森下翔太(阪神)、栗原陵矢(ソフトバンク)を配置。状態の良い3人が並ぶのは、相手チームにとって脅威となりそうだ。

 

 その後ろには、 6番・牧秀悟(DeNA)を置いた。スーパーラウンドでも、得点源として勝負強さを発揮してもらいたい。

 

 9番には、佐藤都志也(ロッテ)を配置した。ドミニカ共和国戦では3安打を放つ活躍を見せただけに、その勢いをスーパーラウンドでも見せてほしいところだ。

 

 

【了】