野球日本代表侍ジャパン、宿敵・韓国戦の予想スタメンは? 先発メンバー…

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 第3回WBSCプレミア12が開幕し、野球日本代表「侍ジャパン」は15日に第2戦となる韓国戦に挑む。大会2連覇に向け、宿敵を相手に勝利を挙げることはできるだろうか。この記事では、ここまでの強化試合や初戦を踏まえ、韓国戦のスターティングメンバーを予想した。

 

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先発投手:髙橋宏斗(中日)

 

 韓国戦のマウンドに上がるのは、中日ドラゴンズの髙橋宏斗。1次リーグ突破を目指すうえで、大事な1戦を託された。

 

 髙橋は、未来の侍ジャパンのエース候補とも言える右腕。今季は21試合に先発登板すると、12勝4敗、防御率1.38という圧巻の成績で最優秀防御率のタイトルを獲得した。

 

 

 昨年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、最年少の20歳で侍ジャパン入り。強打者のマイク・トラウト、ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)から三振を奪った。

 

 この試合でも決め球のスプリットなどを駆使し、相手打線を手玉に取る投球に期待したい。

捕手:坂倉将吾(広島)

 

 スタメンマスクは第1戦に続き、広島東洋カープの坂倉将吾を予想。“打てる捕手”として、日韓戦でも存在感を示したいところだ。

 

 

 オーストラリア代表との初戦では、「9番・捕手」として出場。先発・井上温大(巨人)とバッテリーを組み、内角を攻める強気のリードが光った。

 

 打っては2安打をマークし、国際舞台でも打撃力を発揮。侍ジャパンの扇の要として、欠かせない存在になりつつある

DH:清宮幸太郎(日本ハム)

 

 DHには、清宮幸太郎(日本ハム)を選んだ。

 

 

 今季はケガで出遅れるも、後半戦に力を発揮。規定打席には乗らなかったものの、89試合の出場で打率.300、15本塁打、51打点と覚醒の兆しを見せた。

 

 初戦でも、第1打席で安打を記録するなど、結果を残した。韓国戦でスタメン起用された際には、待望の一発にも期待したいところだ。

内野手 

一塁:牧秀悟(DeNA)

二塁:小園海斗(広島)

三塁:栗原陵矢(ソフトバンク)

遊撃:紅林弘太郎(オリックス)

 

 一塁には、牧秀悟(DeNA)を予想。初戦でもタイムリーヒットを含む2安打を放つなど、結果を出した。守備に不安は残るが、牧の打力はチームに欠かせない。

 

 二塁には、広島東洋カープの小園海斗を配置。初戦は2安打1打点2盗塁と、塁上でも存在感を発揮した。韓国戦でもつなぐ打撃を見せていきたい。

 

 

 三塁は、栗原陵矢(ソフトバンク)を予想。第1戦のオーストラリア戦では、試合途中から一塁のポジションにも就いたが、引き続き三塁でのスタメン起用となるだろう。初戦では2安打1打点と結果を残し、不動のポジションを確立しつつある。

 

 遊撃には、紅林弘太郎(オリックス)を予想。初戦では難しい打球を処理するシーンが見られ、打撃でも1安打を放った。将来の日の丸を背負う正遊撃手として、期待は大きい。

外野手

左翼:桑原将志(DeNA)

中堅:辰己涼介(楽天)

右翼:森下翔太(阪神)

 

 外野手の3名は、初戦と同じ顔ぶれになると予想する。

 

 左翼には、桑原将志(DeNA)を予想した。今季の日本シリーズでは攻守で大活躍を見せ、MVPを受賞。初戦は犠打2本、四球2つを選ぶなど、いぶし銀の活躍を見せた。

 

 

 中堅には、辰己涼介(楽天)を選んだ。チェコとの強化試合1戦目では3ランホームランを記録。初戦では無安打に終わったものの、先制の犠飛を放ってチームを勢いづけた。

 

 右翼には、森下翔太(阪神)を予想。初戦では「4番・右翼」として出場し、3安打2打点と大暴れ。侍の若き4番は、着実に成長を見せている。

予想オーダー

1番(左)桑原将志

2番(二)小園海斗

3番(中)辰己涼介

4番(右)森下翔太

5番(三)栗原陵矢

6番(一)牧秀悟

7番(指)清宮幸太郎

8番(遊)紅林弘太郎

9番(捕)坂倉将吾

 

 予想オーダーだが、初戦に続いて大きな変化はないと予想する。下位打線の前後はあるかもしれないが、上位打線に動きはないと考える。

 

 1番には桑原将志(DeNA)が入るだろう。初戦は無安打に終わったが、四球を2つもぎ取る粘り強さを発揮。2番の小園海斗(広島)も初戦で2安打2盗塁の活躍を見せた。この1、2番の出塁が、得点に大きく影響しそうだ。

 

 

 4番の森下翔太(阪神)は、初戦で3安打2打点をマーク。得点圏で彼に回すことができれば、勝負強い打撃が生きてくるだろう。

 

 クリーンナップが抑えられても、6番・牧秀悟(DeNA)、7番・清宮幸太郎(日本ハム)が控える。長打を打てる打者がこの並びにいることで、相手投手にもプレッシャーをかけられる。

 

 8番には、初戦に続いて紅林弘太郎(オリックス)、9番は坂倉将吾(広島)を予想。遊撃は源田壮亮(西武)の可能性もあるが、将来の侍ジャパンの正遊撃手として、紅林の起用を続けると考える。

 

 

【了】