2024明治安田J1リーグ第36節の8試合が9日に行われた。
FC町田ゼルビアは『国立競技場』のホームゲームで初白星。白崎凌兵の1ゴール1アシスト、相馬勇紀の直接コーナーキック弾など3点を奪い、FC東京に完勝してリーグ戦6試合ぶりの白星を収めた。
18位ジュビロ磐田は、5位ガンバ大阪とホームで対戦。23分に渡邉りょうが先制点を挙げたものの、すぐにセットプレーで追いつかれると、前半終了間際に山下諒也の逆転ゴールを浴びる。62分には宇佐美貴史にPKでリードを広げられて絶体絶命。それでも、87分に上原力也が1点を返すと、後半アディショナルタイム1分には鈴木海音が試合を振り出しに戻す。しかしその2分後、坂本一彩の勝ち越し弾でG大阪が再びリード。そのままG大阪が逃げ切りに成功し、磐田は3-4で敗れた。
17位柏レイソルと16位アルビレックス新潟が勝ち点差「1」で直接対決。74分、柏がコーナーキックから細谷真大がゴールを挙げて先制に成功する。しかし、後半アディショナルタイム2分に藤原奏哉がボレーシュートを突き刺してドロー決着。4試合連続で後半ATに失点した柏は、新潟と入れ替わることができなかった。
湘南ベルマーレは北海道コンサドーレ札幌と1-1で引き分け、26年ぶりの5連勝達成ならず。札幌は今節での降格決定を回避したものの、依然として崖っぷちの状況が続いている。
横浜F・マリノスは最下位サガン鳥栖を下して、リーグ戦7試合ぶり白星。26分に先制されたものの、前半アディショナルタイム2分に西村拓真が技ありの同点弾。そして80分にアンデルソン・ロペスが今季20ゴール目を挙げ、2-1で逆転勝利した。
京都サンガF.C.対川崎フロンターレ戦はドローで決着。川崎Fが山田新のゴールで先制したものの、京都がラファエル・エリアスの加入後11ゴール目となるPK成功で追いつき、1-1で引き分けた。
ホームにアビスパ福岡を迎えたセレッソ大阪は、81分に田中駿汰が強烈な一撃でこじ開けて先制。この1点が決勝点となり、1-0で勝利した。
JリーグYBCルヴァンカップを制した名古屋グランパスは、敵地で鹿島アントラーズと対戦。58分に鹿島の鈴木優磨が報復行為でキャリア初のレッドカードを受け取ったものの、名古屋は数的有利を生かせず、試合はスコアレスドローに終わった。
今節の試合結果と暫定順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
◆■J1第36節▼11月9日(土)
鹿島アントラーズ 0-0 名古屋グランパス
FC町田ゼルビア 3-0 FC東京
湘南ベルマーレ 1-1 北海道コンサドーレ札幌
京都サンガF.C. 1-1 川崎フロンターレ
サガン鳥栖 1-2 横浜F・マリノス
柏レイソル 1-1 アルビレックス新潟
ジュビロ磐田 3-4 ガンバ大阪
セレッソ大阪 1-0 アビスパ福岡
▼11月10日(日)
14:00 東京ヴェルディ vs ヴィッセル神戸
15:00 浦和レッズ vs サンフレッチェ広島
※()内は勝ち点/得失点差
1位 神戸(67/+22)
2位 広島(65/+30)
3位 町田(63/+21)
4位 G大阪(60/+11)
5位 鹿島(58/+15)
6位 東京V(54/+1)
7位 C大阪(52/0)
8位 FC東京(51/0)
9位 名古屋(47/-2)
10位 福岡(47/-4)
11位 横浜FM(46/-1)
12位 川崎F(45/+6)
13位 湘南(45/-1)
14位 京都(45/-11)
15位 浦和(43/+2)
16位 新潟(41/-14)
17位 柏(40/-11)
18位 磐田(35/-18)
19位 札幌(34/-20)
20位 鳥栖(29/-26)
【第29節】
▼11月16日(土)
14:00 磐田 vs 横浜FM
▼11月17日(日)
14:00 京都 vs 鹿島
【第28節】
▼11月22日(金)
19:00 浦和 vs 川崎F(※浦和の1-0リードでハーフタイムから再開)
【第37節】
▼11月30日(土)
14:00 柏 vs 神戸
14:00 東京V vs 川崎F
14:00 町田 vs 京都
14:00 湘南 vs 横浜FM
14:00 新潟 vs G大阪
14:00 磐田 vs FC東京
14:00 名古屋 vs 鳥栖
14:00 C大阪 vs 鹿島
14:00 福岡 vs 浦和
▼12月1日(日)
14:00 広島 vs 札幌