Preplyは10月24日、ハロウィンの仮装が人間関係や社交性及ぼす影響についての調査結果を発表した。調査は2024年10月10日、日本在住の20歳~35歳600名を対象にインターネットで行われた。
女性4割がハロウィンで仮装経験あり、男性はまだ控えめ
女性の約4割(35.5%)が「今までにハロウィンの仮装をしたことがある」と回答しており、ハロウィンの仮装文化が女性の間で広く受け入れられていることがわかる。一方、男性は約2割(20.6%)にとどまり、女性に比べると仮装に対する熱意が、消極的な姿勢が見られる。この男女差は、ハロウィンが特に女性にとって自己表現や楽しみの場として根付いている一方、男性は依然として仮装に対して抵抗感を持っている可能性があることを示唆している。
ハロウィン仮装で、男性はコミュニケーション、女性は友達との楽しみを重視
仮装をする目的として「友達と一緒に楽しむため」という理由が最多で、男性は48.9%、女性は63.6%がこれを挙げている。しかし、注目すべきは男性の仮装に対する意識。男性は、「人とのコミュニケーションがしやすくなる」「普段と違う自分になりたい」「目立ちたい」という理由が、女性の約2倍も多いという結果が出た。つまり、女性が友達と一緒に楽しむために仮装する一方、男性は仮装を通じて、普段の自分とは違うキャラクターになることで、コミュニケーションを円滑にするという側面が強いことが推測される。
仮装が社交性を後押し? 男性は7割が効果を実感
仮装をしたことがある人の半数以上(53.1%)が、仮装をすると普段より社交的になり、他人と話しやすくなると感じていることが明らかになった。特に、男性の約7割(68.1%)が「仮装を通じて社交性が高まる」と答えており、これは女性(47.7%)よりも圧倒的に高い数字。男性にとって、仮装は普段の自分を超えて、コミュニケーションを円滑にする鍵となっていることが浮き彫りになっていると考えられる。
男性の半数近くが、ハロウィンをきっかけに新たな出会い
調査結果によると、仮装をしたことがある人の約3割(28.5%)が、仮装やハロウィンイベントをきっかけに、新しい友人や恋人ができた経験があると回答した。特に男性では、約半数(46.8%)がその経験を持っており、これは女性(22.0%)の2倍以上という結果に上る。これは、ハロウィンが、単なるイベントを超えて、新しい出会いのチャンスとしても機能していることが明らかになった。
ハロウィン仮装の費用は1000~3000円が主流
ハロウィンの仮装にかける費用は、1000~3000円未満が約3割(29.1%)と最も多く、次いで3000〜5000円未満が約2割(21.2%)という結果が出た。さらに、1000円未満で楽しむ人も18.4%おり、ハロウィンは比較的、手軽な予算で参加できるイベントであることが伺える。