タレントの叶姉妹が22日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。生徒に暴言を吐かれたり、SNSで悪口を言われているという中学教師のお悩みに答えた。
傷つきながら教師を続ける意味
この日の配信では、25歳の中学教師のお悩みを紹介。相談者は、女子校で英語を教えているというが、「女子の扱いがとても難しく、働いていて楽しいと思えない」と吐露。生徒から「キモい」「死ね」と暴言を吐かれたり、SNSに悪口を書かれたりしているそうで、「同僚の先生はいつも味方をしてくれ、“生徒本人の問題が大いにある”と言ってくれる。しかし、私自身にも問題があるのではないか? とネガティブに考えてしまう」とこぼし、「日々傷つき、ボロボロになってまで教師を続ける意味があるのか」というお悩みを寄せた。
恭子は、問題のある生徒について、「教師の方に対しての考えが、対等もしくは自分のほうが優れていると思ったり。特に英語というものは、ある意味でとてもわかりやすい比べ方ができる。他の授業に比べ、英語は発音ですとか、いろんな意味で自分のほうが優れているとか、こういう言い方はおかしいとか」と分析。続けて、「反発というよりも、憂さ晴らしかな」と想像し、「女性の先生でしょ? だから、余計にそういうことがあったりするのかなって思います」と話すと、美香も、「年代的にあるかもしれないですよね。ちょっと攻撃してみたいとか」と思春期の難しさを語った。
また、美香は、「自分の接し方も悪いのではないかと考えてらっしゃって。客観的にも、相手だけが悪いと思ってらっしゃらない」と“大人の対応”を称しつつ、「辞めたほうがいいのではないかという選択肢も入っているので、もう一度いろいろと考えてみられたほうが。ご自身がボロボロになるのであれば、それこそ違う道もあるかもしれない」とコメント。恭子も、「ご自身の能力の使い方がいろいろあると思いますから」と励まし、「毎回毎回、今日は何か嫌なことがあるかな……と思いながら、教師のお仕事をされているよりは、選択肢があるのであれば、それなりに考えてみるのもいいことかもしれない」とメッセージを送っていた。
【編集部MEMO】
叶姉妹の叶恭子と叶美香がリスナーから寄せられた悩みに本音で向き合い、独自の視点で答えていくSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World』。2021年8月にスタートし、毎週火曜日の18時頃に配信されている。番組開始前、叶姉妹は「私達のトーク番組をSpotifyで始めることになりました。私達の愛する大切な皆さんから寄せられる人生の様々なお悩みに、いつものように真摯に向き合っていくつもりです。海外でいま人気となっているポッドキャストというメディアで、私達の愛する大切な皆さんと、これまでにない方法で、さらに皆さんとの心のつながりが深くなると嬉しいです。世の中が見えない危険にさらされて急速に変化する不安定な現在ですが、アメージングでファビュラスな日々をご一緒に、この番組をぜひ楽しんでくださいね」とコメント。配信されるたび、リスナーからは「元気出る」「心が豊かになる」「癒しのひととき」「ズバッと言うのがすごく好き」「人間関係に悩んだらオススメ」といった声がSNSに書き込まれている。