イカロス出版は、夜行列車や鈍行列車乗継ぎ旅など、懐かしい鉄道旅の風景を振り返るムック『旅と鉄道クラシックス』Vol.01(A4変形判・140ページ、2,200円)を10月22日に発売した。
『旅と鉄道クラシックス』は、新幹線の鉄道旅が主流になる前の「よき鉄道旅」を取り上げるとともに、その背景にある鉄道事情を掘り下げる本。Vol.01は、特集「列車は西へ」と題し、九州ブルートレイン最期の時、寝台特急「さくら」ルポ、長距離急行「雲仙・西海」などの旅路を振り返る。「青春18きっぷ」のポスター制作秘話、周遊券概史なども収録。かつての懐かしい鉄道旅をあらゆる角度から堪能できる構成とした。
本のタイトルで「クラシックス」とうたっているが、現代のノスタルジックな鉄道も取り上げ、若年層から年配者まで幅広い層が楽しめる本に仕上げたという。鉄道旅が好きな人や、かつて鉄道を使って全国を旅した人、昭和ノスタルジーに興味がある人、夜行列車やブルートレインに興味がある人におすすめの1冊となっている。