じゅけラボOnlineインターナショナルスクールJOIは、「インターナショナルスクールを辞めた理由に関する調査」の結果を2024年10月22日に発表した。調査は、2024年6月12~14日の期間、インターナショナルスクールに通わせていた経験があると回答した保護者307人を対象にインターネットにて実施したもの。
子どもがインターナショナルを卒業したかどうかについて尋ねたところ、「途中で辞めた」(65.1%)が「カリキュラムを修了して卒業した」(34.9%)を上回った。
子どもがインターナショナルに通い始めた年齢をみると、「5歳以下」(23.5%)が最も多く、次いで「8歳」(17.0%)、「6歳」(14.5%)と続き、8歳までに通わせる保護者の割合は合計66.0%に達することが明らかになった。
一方で、13歳以上でインターナショナルスクールに入学させる保護者の割合は合計で10.5%と低くなっている。
子どもがインターナショナルスクールを辞めた年齢について尋ねると、トップの「8歳」(14.5%)に次いで、「9歳」(14.0%)と続き、合計で28.5%が小学校の2年生・3年生の時期に退学していることが判明した。また、84.5%が12歳までの小学生の時期に辞めたと回答した。
子どもがインターナショナルに通っていた期間をみると、「1年以上2年未満」(32.5%)が最も多く、次いで「2年以上3年未満」(26.0%)と続き、2年未満で辞めている割合は55.0%であることがわかった。
インターナショナルスクールの退学理由に対し、1位「学校になじめなかった」(23.5%)、「学費が高かった」(20.0%)、3位「教育内容に満足できなかった」(19.0%)が上位を占め、適応の難しさや経済的負担が大きな課題となっていることが明らかになった。