ユニ・チャームは、「女性の不調に関する調査」結果を10月8日に発表した。同調査は2024年8月に、不調を感じたことのある15~49歳の女性724人を対象にインターネットを用いて行われた。
1カ月間(1生理周期)のうち、不調を感じる時期を7日ごとに区切って調査したところ、4人に1人の女性が2週間以上不調を感じており、半月以上は不調を感じていることがわかった。
また、症状別に悩みの度合いを調査したところ、そのほとんどにおいて、悩みを抱えている人が8割を超えていることがわかった。特に、「小さいことでイライラする」(88.5%)、「急に気分が落ち込む・気分の浮き沈みが激しい」(89.4%)、「疲れやすい・だるい」(88.8%)という症状がよく見られた。
また、普段生活して感じる不調の中で、一番気になる不調の症状が現れたときにどう感じるか尋ねたところ、約9割が「普段よりもパフォーマンスが低下する」と回答した。
普段感じている不調や症状の要因について知っているか聞いたところ、「まったくわからない」(32.6%)、「なんとなく思い当たるが、よくわからない」(40.7%)と、多くの女性がその要因を把握していないことがわかった。
また、不調は毎月同じタイミングで定期的に起こっているかを尋ねたところ、「毎月同じタイミングで定期的にあるものと不定期に起こるものの両方がある」(33.8%)、「不定期に起こっている」(46.1%)という結果となり、約80%が不定期的な不調を経験していることがわかった。
普段の生活の中で感じている不調について対策ができているか聞いたところ、約8割が「できていない」と回答した。
また、症状が現れてからの対策についても、約6割の女性が対策できていないと回答し、不調の改善に向き合えていないことがわかった。
事前の対策を行わない理由として、「どう対策すればよいかわからない」(49.7%)最も多く、次いで「いつ不調が起きるかわからない」(37.4%)、「不調が起きるのは仕方がない(諦めている)」(33.8%)という結果となった。