GSIクレオスは10月3日、20歳以上の女性に向けて実施した入浴着に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月11日〜14日、乳がん経験者1,176人を含む1,416人を対象に行われた。

  • 【乳がん経験者の方へ】乳がんの手術をしましたか

まず、乳がんを経験している1,176人に対し、外科治療を受けたか聞いたところ、8割を超える946人が「はい」と回答した。

次に、入浴着の認知度について調査してみた。すると、乳がん経験者以外では81.7%、乳がんの手術をした人では72.7%が「入浴着を知らない」と回答した。使用したことがない人は9割以上となっている。

  • 【20歳以上の女性の方へ】入浴着を知っていますか。公衆浴場で着用している人を見たことがありますか/【乳がんの手術をした方へ】入浴着を知っていますか。使ったことがありますか

宿泊施設や銭湯など公衆浴場での入浴について「胸の傷が周囲からどう思われるか気になる」と回答した人は、全体の74.8%。そのうち、46.3%が「気になるので避けている」と回答している。

  • 【乳がんの手術をした方へ】公衆浴場で入浴する際、術後の傷があることで周囲の目が気になりますか/【20歳以上の女性の方へ】厚生労働省が呼びかけている入浴着のポスターを見たことがありますか

入浴着を着て入浴している人については、95.9%が「見たことがない」と回答した。一方で、入浴着を着用して入浴することに対しては、「何か事情があるのだろうと気にならない」の回答が91.7%にのぼった。

  • 公衆浴場で入浴着を着用している人を見たことはありますか/乳がん等の手術跡をカバーするために入浴着を着用することをどう思いますか