JR東日本とJR東日本商事、KDDIの3社は9日、デジタル空間に再現したE217系を活用し、座席や運転台部品などの鉄道古物を販売する実証実験を行うと発表した。
デジタル空間に再現したE217系のデジタルトレインを活用し、車内を移動しながら自分が気に入った鉄道古物(部品)を選び、購入できる体験を提供する。鉄道古物を購入したい人が、車内のどの部分にあった部品なのかを視覚的に確認した上で買えるようになる。
「JRE MALL」内「TRAINIART JRE MALL店」からデジタルトレインにアクセス可能。スマートフォンでの閲覧が推奨されている。Androidは「Google Chrome」最新版、iOSは「Safari」最新版が推奨ブラウザとのこと。デジタルトレインを体験できる環境がない場合でも、「TRAINIART JRE MALL店」で購入できる。
デジタルトレインの体験期間は10月31日12時まで。鉄道古物販売の期間は10月11日12時から10月27日23時59分まで。いずれも予約購入の後、12月頃に商品が届く予定となっている。