ユニクロは、JW ANDERSONとコラボレーションした「UNIQLO and JW ANDERSON」2024年秋冬コレクションを10月18日より発売します。今回で15回目となる本コレクションは、海辺の美しい風景からインスパイアされているのだそう。発売に先駆けて行われた展示会で、注目のウィメンズアイテムをチェックしてきました。

「UNIQLO and JW ANDERSON」2024年秋冬コレクション

  • 10月18日より発売する「UNIQLO and JW ANDERSON」2024年秋冬コレクション

ロンドンを代表するデザイナー、ジョナサン・アンダーソンによって2008年に創立したJW ANDERSONとユニクロがコラボレーションする「UNIQLO and JW ANDERSON」は、2017年秋冬よりスタートした人気コラボレーションです。

英国の海岸部からインスピレーションを得た今回のコレクションは、かつてフィッシャーマンが着ていたクラシックなデザインを現代風にアレンジ。レイヤリングしやすく暖かで着心地の良いブリティッシュなアイテムが揃います。

コレクションのラインアップは、ウィメンズ9アイテム、メンズ8アイテム、アクセサリー3アイテムの全20アイテム。その中からウィメンズアイテムの注目のラインアップを紹介します。

1枚でもレイヤリングピースとしても使えるシャツ

  • 左:『フランネルシャツ長袖』(2,990円)、右:『ドローストリングシャツ』(3,990円)

まず紹介するのは、肌寒くなってきたこれからのシーズンに大活躍するシャツアイテムから。

『フランネルシャツ長袖』は、コットン100%で肌ざわりがソフトな両面起毛のフランネル素材を使用した、ユニセックス仕様のシャツです。遊び心のあるブロッキングパターンを採用し、裾にはアクセントになる、JW ANDERSONのロゴ刺繍入り。リラックス感のあるシルエットなので、オーバーサイズを選んで羽織として使用するのも良さそうです。

  • 裾に刺繍されたJW ANDERSONのロゴ

やわらかくドレープ感のある素材の『ドローストリングシャツ』は、一見シンプルなシャツに見えますが、背面のコードを調整することでシルエットの変化を楽しめます。

少し長めのカフスと袖口ギャザーがエレガントさを演出。オフホワイト、ライトブルー、ネイビーとオフィスシーンでも取り入れやすいカラーバリエーションなので、1枚持っているだけでオンでもオフでもどんなシーンにも着回しが効きます。

首元をすっきりと見せるケーブルニット

  • 左:『ケーブルVネックセーター』(3,990円)、右:『リブタイネックセーター』(3,990円)

ざっくりとした編地のケーブル模様が目を引く『ケーブルVネックセーター』は、やや広めのVネックですっきりとした首元を演出します。ゆったりとしたシルエットなので、中にシャツを着たり、レイヤードを楽しむのもおすすめです。

一方、『リブタイネックセーター』は、ややタイトめなシルエットで、首元のリボンがポイントのキュートなデザイン。2色の糸を使用することで、リブの立体感を表現したコットンブレンド素材は肌あたりが良く、トレンドのY2Kらしさもあるので幅広い年代から注目されそう。

ストレートもテーパードもどっちのシルエットも楽しめるパンツ

  • 左:『カーブパンツ』(4,990円)、左:『2WAYタックストレートパンツ』(4,990円)

ウールのような触り心地の『2WAYタックストレートパンツ』は、起毛をかけたあたたかみのある2WAYストレッチの機能を持つ素材を使用。前身頃にワンタックとセンタープリーツが入っているので、脚長効果も期待できます。

  • 裾のタブでシルエットを変えられる

このパンツは、なんと言ってもシルエットを変えられるのが魅力。裾のタブを変えれば、1枚でストレートにもテーパードにもなるので、その日のコーディネートによってアレンジを楽しむのもおすすめです。

カジュアル感のある『カーブパンツ』は、コットン100%素材でカーブシルエットが特徴的なデザインに。お尻にはベイカーポケットをプラスし、その上とフロントボタンにはJW ANDERSONのロゴが添えられています。

外側にカーブを描くシルエットが脚のラインをきれいに見せてくれる、秋冬だけでなく通年で使いたくなるパンツでした。

裾がアシンメトリーなワンピース

  • 左:『フランネルアシメトリックヘムワンピース』(4,990円)、『ウールブレンドラップスカート』(4,990円)

あたたかみのあるコットン100%の起毛素材を使った『フランネルアシメトリックヘムワンピース』は、裾がアシンメトリーなデザインなので、1枚でさらっと着てもコーディネートの主役になります。ウエストマークできるベルト付きで、すっきりとした印象に。落ち着いた色合いのブロックチェックが秋らしさを演出します。

カラーネップ入りのツイードを取り入れた『ウールブレンドラップスカート』は、あたたかみのあるウールブレンド素材。きちんと見えするデザインなのに、ウエストの後ろ部分はゴム入りなので、楽できれいに履けるのもポイントです。

ラップ部分のボタンはJW ANDERSONのロゴ入りと遊び心がありながらもオフィスシーンにもピッタリの1枚となっていました。

クラシカルなデザインでシーン問わず着回せるアウター

  • 『ウールブレンドダッフルコート』(1万4,900円)

クラシカルなウールブレンドを使った『ウールブレンドダッフルコート』には、トグルボタンにはJW ANDERSONのロゴが入り、さらにレザー調のパッチがモダンな印象をプラスします。

写真にあるブラウンはカジュアルな大きめのチェックがコーディネートのアクセントに。色違いのネイビーは無地のデザインで、肩部分のカラーブロックがワンポイントになっていました。

筆者が一番魅力に感じたのは、襟と袖裏にあしらわれたチェック柄がかわいい『パデッドトレンチコート』。中綿が入って暖かいのに、着膨れせずにスマートに見えます。

  • 『パデッドトレンチコート』(1万2,900円)

あえて袖口を折り返すとチェック柄があらわれ、スタイリングのアクセントに。取り外しができるウエストベルトでシルエットの調整も可能です。

  • 袖口を折り返すとボディの色味に合わせたチェック柄がチラリ

ヒートテックの素材を使用したグッズもチェック

  • 『ヒートテックダイヤステッチニットキャップ』(1,500円)、『ヒートテックニットキャップ』(1,500円)、『ヒートテックダイヤステッチマフラー』(2,990円)、『ヒートテックマフラー』(2,990円)

今回のコレクションでは、グッズとしてヒートテック素材のニットキャップとニットマフラー、ソックスも登場します。『ヒートテックダイヤステッチニットキャップ』と『ヒートテックダイヤステッチマフラー』は、ダイヤモンドステッチの編地がデザインのポイントに。 『ヒートテックニットキャップ』と『ヒートテックマフラー』は、カラフルなラインとJW ANDERSONのロゴの刺繍がアクセントとなります。

  • 『ヒートテックデオドラントソックス』(590円)

同じくヒートテック素材を使用した『ヒートテックデオドラントソックス』は、全12種類とバリエーションも豊富。消臭機能付きと冬場に気になるムレ対策にも良さそうです。

UNIQLO and JW ANDERSON」2024年秋冬コレクションの発売は10月18日から。フルラインアップは、75店舗とユニクロオンラインストアにて、また一部商品は国内全店舗で展開されます。洗練の中にも素朴な佇まいを感じる本コレクションを実際にその目で確かめてみては?