江原啓之「ふざけるんじゃない!」“世話好き”義母からの援助を“お節介”に感じてしまう…悩む相談者に愛の喝!
スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、リスナーから届いたさまざまなメッセージに、江原が言葉を送りました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
義母は、お世話好きな性格です。義理の弟の洗濯や、夫や弟に大量におやつを用意したりなど、「一人前の大人なんだからそこまでしなくても……」と思うことまで、やっています。

そんな義母からお金の援助をしていただくことが多く、時々、びっくりする金額をいただくことがあります。夫がかわいくて仕方ないのだと思います。義母は夫が小さい頃に離婚したこともあり、「たくさん我慢させてしまったからなんでも叶えてやりたい」と話していました。

先日、家を購入したのですが、「足しにしてね」と100万円いただきました。私の出産のときも50万円、他にもたくさん援助してくださいました。お金は必ず私に渡します。「夫に渡すと怒られるから」とのことです。

本当にありがたいことだと思うのですが、あまりにもいただく金額が大きく、「なんでそんなに簡単にホイホイお金をくれるのだろうか」「お節介だな」と思ってしまいます。義母に援助してもらえているからこそ、お金に困らず生活できているのにもかかわらず、“お節介”と思ってしまう自分が嫌です。素直にありがたいと思える心になりたいです。こんな私を叱ってください。よろしくお願いいたします。

<江原からの回答>
江原:ということですけれど、協子さん、いかがでしょう。

奥迫:本当にありがたいことですね! お義母さんに感謝して、いただいたお金は貯金しておいて、お義母さんの好きなことを一緒にやったり旅行をしたり、何か一緒に楽しめることに使ったら良いのではないかなと思います。江原さんはいかがですか?

江原:そうですよね。そんなことを言うくらいだったら、もらっても貯めておけばいいじゃないですか。「援助してもらえるからこそお金に困らず生活できて……」って、使っておいて何を言っているんですか、この人は。おかしいですよ。

私はメールを読んで、素敵なお義母さんだなと思いました。何が一番素敵だと思うかというと、お嫁さんにお金を渡しているところ。なんて良い人なのだろうと思います。「息子(夫)に渡すと怒られるから」って、そんなの嘘。絶対に気遣いですよ。お嫁さんのいないところで息子にそっとお金を渡していたとしたら、あなたはそのときどう思いますか? そのほうが嫌でしょう。良いお義母さんですよ。

「こんな私を叱ってください」と書いてあるので、言わせてもらいます。「ふざけるんじゃない!」。これでいいですか?

お義母さんはそうやって良くしてくれるわけでしょう。いただいたお金は貯めておいて、お義母さんを旅行や豪華な食事に誘ってみてください。あなたも“かっこいい嫁”をやってごらん。「まあ、こんな贅沢悪いわ」と言われても、「お義母さんがしてくださったことですよ」なんて言ってね。お義母さんもきっと「なんて良いお嫁さんをもらったんだ!」と思いますよ。

奥迫:本当にそうですね。そういう姿は子どもさんも見ていますよね。

江原:絶対に見ていますよね。そしてそういうのは、旦那さんも見ています。奥さんのそういう姿を見ると、旦那さんはあなたのことも大事にしてくれますよ。全部つながっているんです。お金という形ですが、お義母さんは愛を分けてくれているのです。それをまた循環させていきましょう。さて、相談者さん。あなたは“愚かな嫁”と“賢い嫁”、どちらを取りますか?

江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「対話は大切です」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子