風を集めて世界と勝負を――洋上風力の現状と課題を浮き彫りに　テレ朝「未来をここからウィーク」

テレビ朝日では、22日～29日の8日間にわたりSDGsにまつわる企画や特集を全報道・情報番組で放送する「未来をここからウィーク」を届ける。

「未来をここからウィーク」参画番組＝テレビ朝日提供

■テレビ朝日の全報道・情報番組が参画「未来をここからウィーク」

2020年10月からテレビ朝日が継続的に取り組んでいる「未来をここからプロジェクト」では、さまざまな番組を通して未来を応援。今年も、より良い世界と新たな未来を見据えた集中企画「未来をここからウィーク」を22日～29日の8日間にわたって展開し、テレビ朝日の全報道・情報番組でSDGsを広く深く見据えた企画や特集を発信していく。

今回は22日放送の『サンデーLIVE!!』(5:00～※一部地域を除く)からスタート。松岡修造が「酒蔵に眠る古酒をリブランディング」する試みを徹底取材する。22日放送の『サンデーステーション』(21:00～)では、シルバーウィークに合わせ、障害を持つ人も持たない人もお出かけを楽しむための技術を特集する。28日の『サタデーステーション』(20:54～)では、働き方改革の理想と実態に迫る企画を放送。働き甲斐のある人間らしい雇用「ディーセント・ワーク」に取り組む企業を取材する。22日と29日に放送の『ANNスーパーJチャンネル』(17:30～※一部地域を除く)では、「メタンの排出を大幅に削減する稲作”乾田直播”」「高水温に耐えられるサンゴの大規模産卵」を特集する。

28日の『しあわせのたね。』(9:55～※一部地域を除く)では「田園の生態系の大切さを次世代に伝える“しあわせのたね。さん”」を取材。『人生の楽園』(18:00～)では、三重県いなべ市を舞台に灰汁発酵建ての藍染を手掛ける夫婦に密着し、環境に優しい伝統技術で持続可能な産業を目指す夫婦の奮闘物語を伝える。

平日は23日～27日の1週間を中心に、帯の報道情報番組が独自企画を展開。『グッド! モーニング』(4:55～※一部地域を除く)では、「林修のことば検定スマート」で「ことば検定SDGsクイズ」を連日出題。また、『羽鳥慎一モーニングショー』(8:00～放送)では「国内初となる太陽光発電プロジェクト」に着目。「再生可能エネルギー循環システムの開発」の真髄に迫る。続いて、『大下容子ワイド! スクランブル』(10:25～※一部地域を除く)では「日本とNYを1時間でつなぐ＜有人ロケット開発＞」「子供が殺到する＜手作り科学館＞」など、多様なニュースを連日オンエア。『ANNニュース』(11：45～放送)でも「日本初の水素燃料電池船」「命を繋ぐ“自動心臓マッサージ装置”」など、幅広いニュースを連日展開する。夕方の『スーパーJチャンネル』(16:48～※一部地域を除く)では、世界各地の映像をもとに「海水面の上昇」で今何が起きているのか、今後どんなことが起きる恐れがあるのかに迫る。

そして『報道ステーション』(21:54～)では「気候変動で消えゆく街」をテーマに、アメリカで大規模取材を敢行。海面上昇やハリケーンによって土地が刻々と消滅するニューオーリンズ南東部。住民たちが集団移住を余儀なくされている現状と、土地を復元するための大規模プロジェクトを取材する。

22日にはテレビ朝日の山口豊アナウンサーが取材を続ける特別番組『緊急報告! 再エネ革命風車が導く奇跡の物語』(13:55～※一部地域を除く)を放送する。同番組は、最新の現場ルポと感動の再現ミニドラマで綴る新しいカタチの経済ドキュメンタリー。2冊の再エネ関連本の著者でもある山口アナが、国内における洋上風力開発の現場を徹底取材＆検証し、苦難の開発ストーリーをミニドラマで再現する。今回取材したのは、建設会社と地域が手を組み、日本初の浮体式洋上ウィンドファームを建設している長島県五島市。そして、日本最大の洋上ウィンドファームの完成を間近に控え、ゆくゆくは部品輸出でも世界と勝負しようと考えている福岡県北九州市。全長176メートルもの高さの浮体式洋上風力発電所を海に浮かべる現場にも立ち会い、カメラがとらえた衝撃のド迫力映像も紹介する。風を集めて世界と勝負を――いま国内でもっともホットな2つのストーリーを軸に据え、洋上風力の現状と課題を浮き彫りにしていく渾身のドキュメンタリーに注目だ。